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星空 作者:rota

第5回   ジケン
ゆるいで「盗られた…」
メルディ「え?誰だよ?」
ヴォルト「わかんないよ…」
メルディ「何でそこまでしてdd欲しがるかな…わかんないよ…」
ヴォルト「メル…」
メルディ「悔しいよ…とった人…憎いもん…」
ヴォルト「…」

たった20dd盗られたくらいで、涙が出るなんて可笑しかった。
でも、悔しかった。
パーティー参加者、11人に犯人がいると思うと…悔しくて、憎くて…

ゆるいで「じ、じゃあ、中止?」
リヴリー「えーマジかよ。」
リヴリー「え、でもさでもさ、勝手に出したこいつが悪いんじゃね?」

えっ?

リヴリー「そうだな…そうだよな!」

そんな…私の…せい?


アジトには、4人が残った。
私と、ヴォルトと、ゆるいでと、イディオスさん…
ゆるいで 「俺は、信じる。メルディを…」
ヴォルグ 「当たり前だろ!俺たちは友達だ、裏切りはしねぇ!」
イディオス「勝手に出した人が悪いなんて…ありえないよ。」
メルディ 「あなたは?」
イディオス「はじめまして。僕はイディオス。見てのとおり、元気なヴォルグさ。」
メルディ 「イディオスさん…私は、メルディ。よろしくね。」
イディオス「ああ。」

今、私が信じられるのは3人だけだった。
私にとって、地獄のような日々が始まる。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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