人が生きる時の流れとは、それこそ正に道の様だ。
平坦な道もあれば曲がりくねった道もある。 近道をすればそのしわ寄せがどこかに来て、遠回りをすればその報いを受けることもある。
楽しい時は、下り坂。駆け下りるが如く、時の流れも速く感じる。 苦しい時は、上り坂。きつい時に限って時間の流れを遅く感じるかの様に、辛い辛い急な坂を上らなくてはいけない。
時間と道はとても似ている。
道が二つ、もしくはもっと多くの道に分かれていることもあるだろう。 その道が間違っていることだってある。
たとえそれが間違っていたとしても引き返すことは出来ない。 時間の道は一方通行。決して戻ることは出来ないのだから。
だから俺たちは絶対に振り返ってはいけない。
後ろには自分の心を捉えて放さない出来事があったかもしれない。 前には目を背けたくなるような現実があるかもしれない。
それでも振り向くことはしない。
過去に捉われず、 未来から目を背けず、 俺たちは前を見続けよう。
振り向かない。しっかりと未来だけを見据えて、俺たちはこの時の道を進もう。
LINK 01 I look at only the front 消せない過去、逃げられない未来。
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