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灰色同盟 作者:綾音

第1回   序章
時は30××年。
人でもなく、動物でもない謎の物体――“マグ”と言うものが人々を脅かす時代になってきた。
それは、正体不明の機関が操っているものだった。
あれほど栄えた文化もマグによって破壊された。




コレには国王も滅入ってしまった。



そんなとき。
国王の側近であり王国一の天才学者が“ガン”と言うものを発明した。
ガンは、日本で言えば銃のような物。


そのガンだけは、正確にマグを捕らえることができ、マグを殺すことが出来る。

国王は大いに学者を褒めた。







さて、その王国のとある町では。
一人の少年がガンを手にした。
少年の両親はマグに殺され、マグと戦う事、そしてマグを操る機関を破壊することだけを目的に、旅をしていた。





その王国のとある街では。
一人の少女が森に入っていた。
少女の父親は、マグを操る謎の機関に無理やり連れて行かれた。
理由は不明だ。
父を助けるために、少女は旅に出た。








何の運命か、偶然か、二人は出会う。
二人はともに旅をする。



そんな二人を待ち受ける運命は・・・・・・・・・?

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