「そんなの分かってるよ」 あたしは李依の手を振り払っていった 「だからこそ、辛いのよ。」 「辛いんだったらすっきりしなさいよ・・・」 「いいから」 なんとか李依を落ち着かせた 「教室・・・移動でしょ?行こうよ」 「そうだね」 李依はまだ考えてる 「華那恵!!宮迫!!」 「華那恵ちゃ〜ん!李依ちゃ〜ん!」 後ろから 雄二と真夷が居た 「一緒にいかねえ?」 「ん、んあ。いいよ」 「華那恵ちゃーんー」 「真相は李依に抱きついてろ馬鹿が」 「酷い!!;」 真相は舌打ちした とんとんと床に踵を打つ 「そいや、雄二。」 「ん」 「女子にこんな手紙が回ってますよ」 さっきの手紙をみせた ・・・・・・・ あたしは雄二の反応を待った 「ぐあしゃああああああああああああああああああああ!!!!」 両手でもってた手紙を一気に破った 「予想よりすごい反応してるね、雄二」 「ほんとー。面白いね。雄二くん」 「哉田?」 「俺違うっつうううううううううううううううの!!俺じゃないって!!」 雄二は涙をうっすらと浮かべあたしに訴えてきた 「分かってる、だから落ち着け雄二」 ぽんぽんと雄二の頭を叩く 「あ、哉田。男子にも回ってたぞ」 「うげえええええええええ!?」 「あ、大丈夫。俺に一番最初に回ってきたから、しっかり次の人に回したよー」 「「なにが大丈夫なんだよ!!!」」 ハモった。 あたしらって最強のハモりキャラだよねー あたしは真夷の首を軽く絞めた 「ごごごごごごごごめんなさい!!!!嘘ですって!!破きましたよ。」 「初めからそう言えよ」 「冗談なのに・・・」 「真相は冗談下手だから却下」 「ええ〜?」
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