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ショートストーリー2 作者:暗中茂作

第49回   練習文9
自分の家の廊下の角に柱がある

色は茶色っぽく、幅は30センチほど。

そしてあちこちに横に向きにつけられた傷やマジックや鉛筆で書かれた線がある。

それに数字と名前がつけられている。

それらは人の身長に合わせて成長の記録を残すためにつけられたものだ。

自分と兄弟のほかにもいとこの名前がある。

いとこの家はまだ小学生低年齢の頃、火事で焼けてしまった。

幸い怪我人や死傷者はいなかった。

だがその家にあった写真や柱の記録は消えてしまった。

そのため時々家に来たとき自分の家の柱につけていってる。

そのおかげで柱はしるしだらけになっている。

今日はこれぐらいでおしまい。

機会があったらまた書こうとおもう。

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