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君を思う今日。〜想いの先に見えるもの〜 作者:lover

第6回   忍び寄っていた後悔。
【咲サイド】





ばか、ばか、ばか、ばか、ばかぁーっっ!!!!!!!




きらい、きらい、きらい、きらい、きらいーっっ!!!!!








なんでっ?!


なんでよっっ!!





つきあって・・・1年だよ?!







1年・・・・なのにぃ・・・。






バカ慎哉ーっ!











「で、咲ちゃん、なんであんたはそんな目の周り水だらけなの?」



机につっぷして泣いている私に、亜美が近づいてきた。



「・・・センパイ?なーんで男っていうのはあんなんなんでしょう?」



私は亜美にすべて話した。

亜美は黙って話を聞いた後、私に静かにこう言った。





「咲ちゃん、そろそろ来るころよ。」








?????








がたがたがたっっ








すごい勢いで教室の扉が開いたかと思うと、そこには姿を見ただけで笑顔になってしまうくらい大好きな人が立っていた。





「ごめんっ!」




「・・・。」




「咲、ごめんね?」




慎くんっていつもそうだ。

「ごめん」の言葉の語尾が上がって疑問形になる。



疑問形にすれば当然答えを返さなきゃいけないからだ。それくらい許してほしいんだろう。



でも、他の女の子と遊ぶなんて絶対に許せることじゃない。



「もう帰ってよ。いくら謝られたって許せる問題じゃないでしょ?」



私はあえて冷たく突き放した。


いつもの私たちのケンカだ。






「だからさ・・・今日はあの子と遊ぶんじゃないんだって!!」




「じゃあ何で今日は一緒に帰れないの?」



「だ、だから・・・。」






なんでそこで言いよどむの?




約束してたじゃん。




つきあって1年の日は学校だから、一日中一緒にはいられないけど、でも一緒に帰ろうって。。



なのに・・・バカ男っ。






「もういいってっ!!!はっきり言えないんだもんね!」





「咲、聞けっつーの・・・。」











「聞かない。もう顔見たくないっ!帰ってよ!慎くんなんてどっか行っちゃえ!」









その言葉を言ってから後悔した。

慎哉は「わかった。」と短く言って教室を出て行ってしまった。






「咲・・・あんた言いすぎだかんね。」


亜美が私の肩に手を置いた。


「だ、だってぇ〜・・・」


涙が止まらない。


でもでも約束したんだもん。







つきあって1年だよ?




1年ってすごくすごく長いんだよ?


その年月を二人の幸せでいっぱいにすることができた。


だからこれからも頑張ろう、これからもずっと一緒だよって意味で一緒にいたかったんだよ。




なのにぃ・・・。














結局この日は仲直りができなかった。


家に帰ってからも慎哉からの連絡がなかったからだ。





でもどうせイブには仲直りできる。


だってイブをあんなに楽しみにしてるんだもん。
私もあいつも。











このときはわからなかった。





「どっか行っちゃえ」



あの言葉を言ったことをあんなにも後悔することになるなんて。


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Novel Editor by BS CGI Rental
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