今日は学校が早く終わった。先生たちが飲み会らしい。
本当にその辺適当な学校だと思う・・・。
私はいつもしてるように、学校帰り春樹の家に寄った。
春喜の家はいつも誰もいない。
ご両親は仕事で帰ってくるのは夜遅くなのだ。休みの日も家にいないような忙しさらしい。
「おじゃましまーす。」
つきあいはじめて8ヶ月。
ほとんど毎日この家に招かれていたのでだいたいのことはわかる。
「まーた葵たちとしゃべりながらゆーっくり来たんだろ。」
「えへ。バレた?(笑)」
「ごめんね、今お茶入れる。お菓子買ってきたんだ。」
お茶を入れてお菓子を用意するのも私の役目になっていた。
結婚しているみたいで結構楽しんでやっている。
「はい、ハルくんの好きなミルクティー。」
春喜は紅茶ばっかり飲む。その中でもミルクティーが大好きだった。
「サンキュ。」
そしてお茶と一緒に必ず食べているのがチョコ。
春喜の大好物だ。
春喜は私服に着替えてくつろいでいる。
「何してるの?」
テーブルの上に地図などを広げている。
「修学旅行のさ、班別のルート決めて提出しろって・・・明日までだろ。」
「あぁ!そうだったー・・・春喜も班長だったんだ。そっか・・・やらなきゃなぁ。。」
「一緒にやる?」
「うん!!」
「疲れた・・・。」
「お前なんでそんなに方向音痴なわけ。ってか頭いいんだから地理くらい覚えろって。」
「・・・うるさいなぁ。。」
「まったく俺まで疲れちゃったよ・・・。」
そう言って春喜はベッドに横になってしまった。
「ハルくん?」
「寝ちゃったの?ごめんね?頑張るから・・・寝ないで?」
「・・・じゃあ奈緒も一緒に寝よっか。」
普段遊んでいても何時間か経つと私を横に寝せる。
そして抱きしめたまま眠ってしまう。
春喜は寝てる間でも私を絶対に放さなかった。
ぎゅーっと抱きしめたままあどけない顔ですやすや眠っている。
そんな春喜の顔を見ているとつい私まで眠ってしまう。
春喜の腕の中は安心するから。
しばらくすると春喜は目を覚ましたみたいだった。
でも私はそのまま眠りそうだったので目を閉じていた。
春喜は私が眠っていると思ったのだろう。
優しく髪を撫でながら時々腕に力をいれてぎゅっとする。
心から愛されているということがよくわかった。
サチの話が多いけど・・・でも気持ちが変わったわけじゃないのだろう。
そのまま私は安心して眠った。
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