【俊太郎視点】
「まーなか!」
食事後に行われる交流会(オリエンテーションのようなもの)でさっそく俺は行動に移った。
「なぁに?」
真中が何も知らずに振り向いた。
この交流会は今日と明日の二日間、夜に行われる。一日目の今日はお菓子や飲み物を自由に飲んだり食べたりしておしゃべりをするというパーティーみたいなもの。
「あのさぁ、やっぱり・・・悠の気持ち?っていうか・・・わかっちゃったよね?」
少し考えたあと真中はゆっくり口を開いた。
「・・・はずれてたら悠に悪いんだけど・・・悠って・・・その・・・あたしのこと好きだったりするのかな?」
そうです、そうなんです、ビンゴなんです!!!!!
「うーん・・・それは俺は悠じゃないから何も言えないんだけど・・・もしさ、本当に悠が真中のこと好きだったとするよ?そしたら・・・真中はどうする?」
「どうするって・・・。」
かなり困っている。これは脈アリか・・・?
「慎也と別れて悠とつきあっちゃったりしない・・・?」
「・・・悠のこと大好きだよ。だけど慎くんのこと裏切るのはできない。」
・・・???
「待って!その大好きっていうのはどの大好き?!」
「どの大好きって・・・よくわかんない。友達として好きなのかもしれないし、本当に好きなのかもしれない。」
「マジ?!」
「え、あ、うん・・・。」
真中は俺の喜びようにかなり驚いて引いていた。
「あ、ごめんね・・・。そっか・・・でも悠とつきあうっていうのは?」
「たぶんないと思う。悠も慎くんも同じくらい好きだけど今つきあってるのは慎くんだからない・・・。」
この発言は少し悲しかったが、悠はかなり喜ぶだろう。
「それに悠ってよくわからない。好きって思ってくれてるのかなぁって思うことあるけど、たまにすごく冷たいし、あたし悠とすぐケンカしちゃうし・・・でも慎くんはいつも優しくしてくれるから。」
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