僕は・・・僕の恋は一生叶わないのだろう。
「一日でものすごい急展開だな。」
翌日、目の下にはクマができていた。
ほとんど眠れなかった。
俊太郎の言葉はもっともだった。
「あぁ・・・すごい短い期間で、すごい嫌な方向に向かってってる・・・。」
俺は自分が自分じゃないような気がした。
あれだけ愛している人をあんなに泣かせたのだ。
信じられなかった。
「京都見学行きたくねー・・・。」
「会長、わがまま言ってないで早く朝飯食え。」
「・・・はい・・・。」
【咲視点】
まったく・・・なんなのよ・・・。
正直言ってすごくうれしかった。
私は入学式の日からずっと悠に憧れていた。
カッコよくて、頭がよくて、運動神経もめちゃめちゃよくて・・・ どんくさくて、とろい私とはぜんぜん違う。
悠はいつも何でも起用にこなして、私が困っているとすぐ助けてくれた。
でも小学校のときからずっと慎くんが好きだったから悠への気持ちが恋だなんて考えなかった。
それに悠はずっと私のことウザいって思ってるって考えてた。 たまーに好きって思ってくれてるのかなって思うことあったけど、いきなりそっけなくなったり冷たくなったりするからそんな気持ちすぐ取り払ったけど・・・。
でも悠のことは慎くんと同じくらい好きだから、必死で悠についていった。
冷たいけど、優しくていつも温かくて・・・そんな悠が大好きだった。
なのに・・・なのに・・・冗談って・・・。
やめよ・・・涙出てきた・・・。
もう悠なんてキライだ。。
|
|