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沙耶の詩。 作者:音姫沙耶

第6回   一分一秒

一分一秒・・・・。


沙耶が2度目の恋に落ちる時間が過ぎていく。


地域参観日は終了した。

帰りの会に起きた。


突然だったー・・・。


「わ!椎名っ!!!かけたなお前」

「べっつに〜!!」

ドキン。


何もしてないじゃない。


え??なんで???


なんで・・・。


なんでこんなに胸が高鳴るの??

・・・なんで・・・。

「もういっかーい!!」

また、椎名に水をかけられてはっと気づく。

手を洗い水を少し取り、

「!!やったね!!勝てると思ってンのかーっ!?」

水を思いっきりかけた。

とても・・・。

ドキドキした。

楽しかった。

・・・恋かな?



きっと・・・。恋だよねぇ?


帰りの会も終わり、下校時間。

勿論、沙耶はスクールバンド。

恋かな・・・?

悩んだ。
悩むよ・・・。

結論は帰りにわかった。


恋かな?と考える事=それが恋の印

・・・久し振りだなあ・・・。こんなキモチ。

なんかね、女の子に戻った感じがした。

嬉しい。

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