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沙耶の詩。 作者:音姫沙耶

第12回   愛の体育!!
隣を見ると椎名が・・・。


少しドキドキしちゃう。


一つ一つの仕草まで、惹かれる。

「椎名ー。コレ何?」

「んー。これさー、AからBが底辺で・・・」

吐息が掛かる。

顔赤いのばれそうだよ・・・。

「顔あか・・・」

「あーッ!!夕紀様の妄想してたーッ!!」

とっさの嘘。

「バーカ。次お前当たるぞ。」

「え!!Bとかわかんねぇ!!教えてー!」

本当は・・・。答えもわかってた。

でもね、少しでも話していたいんだ。。

「Bはぁー10平方センチメートルでいいですかー」

「いいでぇ〜す」

椎名はスゴイね。


学芸会の練習は日々過ぎていくことにアップしていった。

「♪・・・♪・・・」

沙耶担当の鉄琴は難しくない。。

ピアニカとかは大変だ・・・。

お腹減っちゃうしね?

「沙耶ー!次体育だよーんっ☆」

「はいはいはい!!」

体育帽子をかぶり、外へ向かう。

「うわぁ〜。さみぃ・・・」

視界が真っ暗になった。

ジャージ??

「沙耶〜。それ着れば〜?」

「椎名のじゃんッッ」

「着ろーバーカ」

「・・・り・・・と」

「何??」

「ありがと」

「いえいえー」

超幸せ・・・・。

ねえ、期待していいの??

だめ?

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