隣を見ると椎名が・・・。
少しドキドキしちゃう。
一つ一つの仕草まで、惹かれる。
「椎名ー。コレ何?」
「んー。これさー、AからBが底辺で・・・」
吐息が掛かる。
顔赤いのばれそうだよ・・・。
「顔あか・・・」
「あーッ!!夕紀様の妄想してたーッ!!」
とっさの嘘。
「バーカ。次お前当たるぞ。」
「え!!Bとかわかんねぇ!!教えてー!」
本当は・・・。答えもわかってた。
でもね、少しでも話していたいんだ。。
「Bはぁー10平方センチメートルでいいですかー」
「いいでぇ〜す」
椎名はスゴイね。
学芸会の練習は日々過ぎていくことにアップしていった。
「♪・・・♪・・・」
沙耶担当の鉄琴は難しくない。。
ピアニカとかは大変だ・・・。
お腹減っちゃうしね?
「沙耶ー!次体育だよーんっ☆」
「はいはいはい!!」
体育帽子をかぶり、外へ向かう。
「うわぁ〜。さみぃ・・・」
視界が真っ暗になった。
ジャージ??
「沙耶〜。それ着れば〜?」
「椎名のじゃんッッ」
「着ろーバーカ」
「・・・り・・・と」
「何??」
「ありがと」
「いえいえー」
超幸せ・・・・。
ねえ、期待していいの??
だめ?
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