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沙耶の詩。 作者:音姫沙耶

第11回   結ぶねりけし。
鉛筆をもらったことがママにバレた為お礼を買うことに。



「コーラのねりけし・・・。これで決まり!!」

綺麗にラッピングしてもらった。


少し緊張する・・・。告白する訳じゃないしね?

「しいなー。」

「ん何?バカ。」

「アホだし!これ!!」

「何だコレ。薬物じゃねえだろう・・・」

ラッピングを開けながら答えた言葉を途中でつまらせる椎名。

「これもらっていいのか?」

「うん!!鉛筆もらったから」

「さんきゅーw」

「いいえ〜♪今後とも、バカだから風邪引かないようにね!ププッ」

わざとらしく口を手にあて笑う沙耶。

「ドアホもね〜」

蹴りをくらったけど愛だと思っておこうかなッッ!!


今超〜幸せだし?

「席替えするぞー」

うッ!!席替えかッ

運命の札・・・。


・・・・4番。


「ねーバカ椎名!何番?」


「4番」

ま・・・じで?

「ほんと?」

「ほんと。沙耶は?」

「4番・・・」

「馬路かよ!!コイツと冬休みまで!?ありえねぇ〜!」

嬉しい!!

大好き・・・。

一番後ろだし〜!


同じ班の琴ちゃん・怜・・・。




あぁ!!!たのしみ!!!!!

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