沙耶>「杏待ってっ!!!!」
杏>「いやぁッ!何で待たなきゃいけないのっ」
杏。 杏。お願い。
お願いだからー・・・。こっちを向いてよ。
誄>「さあやっまっ・・・」
杏>「あたしは誄が好きなのにっ・・・」
沙耶>「杏っ!待ってよっ!」
30分前までは仲良く話してたのに。
杏が勢いよく飛び出した瞬間ー・・・。
トラックが通った。
沙耶>「杏ーーー!!!!!」
私も意識を失った。
ココハドコ?
暖かくってほわほわしてる。
だけどね、ガラスよりも壊れやすいの。
優希>「沙耶っ!」
沙耶>「ゆ・・うき?」
優希>「大丈夫か?」
沙耶>「ねえ 杏は?杏は?」
美香>「ちゃあんと生きてるわ。」
もう抑えきれない。
沙耶>「杏に会うっ。」
あたしは外めがけて4階からダイブした。
沙耶>「あんうううう!!!」
杏>「・・・何」 冷たくって鋭い目。
沙耶>「何でっ・・・」
杏>「ハァ?何?」
沙耶>「誄が好きなら応援するって言ったじゃん!何で頑張ろうとしないの!?」
杏>「アンタに絶望したから?」
そんなに、はかなかったんだ。私達の友情って。
沙耶>「杏からのあたしって結局米程度だったんだね。そんなんならさ。」
杏>「何。」
沙耶>「うちからの杏も米粒程度だよ」
杏>「ー・・・ッ!何様のつもり?」
手がふりかかるっ・・・。
優希>「いい加減にしろ。神田」
杏>「戸倉センパイ・・・。」
沙耶>「いこっ優希」
優希>「おぅ。」
ねえ。
大好き。大好き 優希。
優希>「だいじょう・・・」
沙耶>「好きッ。優希が好き。」
優希>「俺!?」
沙耶>「当たり前でしょっ?」
優希>「俺もだよ。さあや」
嬉しい 嬉しい
美香>「いへんだっ!大変だ!」
沙耶>「どうしたの?美香。」
美香>「杏が自殺した!」
自殺!?
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