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沙耶色。 作者:音姫沙耶

第3回   杏。。。。
沙耶>「杏待ってっ!!!!」

杏>「いやぁッ!何で待たなきゃいけないのっ」


杏。 杏。お願い。

お願いだからー・・・。こっちを向いてよ。

誄>「さあやっまっ・・・」




杏>「あたしは誄が好きなのにっ・・・」


沙耶>「杏っ!待ってよっ!」

30分前までは仲良く話してたのに。

杏が勢いよく飛び出した瞬間ー・・・。

トラックが通った。

沙耶>「杏ーーー!!!!!」

私も意識を失った。

ココハドコ?

暖かくってほわほわしてる。

だけどね、ガラスよりも壊れやすいの。


優希>「沙耶っ!」

沙耶>「ゆ・・うき?」

優希>「大丈夫か?」

沙耶>「ねえ 杏は?杏は?」

美香>「ちゃあんと生きてるわ。」

もう抑えきれない。

沙耶>「杏に会うっ。」

あたしは外めがけて4階からダイブした。

沙耶>「あんうううう!!!」

杏>「・・・何」
冷たくって鋭い目。

沙耶>「何でっ・・・」

杏>「ハァ?何?」

沙耶>「誄が好きなら応援するって言ったじゃん!何で頑張ろうとしないの!?」

杏>「アンタに絶望したから?」


そんなに、はかなかったんだ。私達の友情って。

沙耶>「杏からのあたしって結局米程度だったんだね。そんなんならさ。」

杏>「何。」

沙耶>「うちからの杏も米粒程度だよ」

杏>「ー・・・ッ!何様のつもり?」

手がふりかかるっ・・・。

優希>「いい加減にしろ。神田」

杏>「戸倉センパイ・・・。」

沙耶>「いこっ優希」

優希>「おぅ。」

ねえ。








大好き。大好き 優希。

優希>「だいじょう・・・」


沙耶>「好きッ。優希が好き。」

優希>「俺!?」

沙耶>「当たり前でしょっ?」


優希>「俺もだよ。さあや」

嬉しい 嬉しい 

美香>「いへんだっ!大変だ!」

沙耶>「どうしたの?美香。」

美香>「杏が自殺した!」








自殺!?

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Novel Editor by BS CGI Rental
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