算数の時間は特に気合をいれる。
「えー・・・。音姫さん。黒板へ行って問題解いて」
「あ。はぁーい」
ガタン。
頭が痛い
お腹が痛い・・・。
視界がふらつく。
視界が1秒1秒経つことに痛さ、視界のふらつきが大きくなる。
もう、前へ進めない・・・。
そのまま倒れたー・・・。
皆の言葉が聞こえるけれど、起き上がれない・・・。
痛みで起き上がれない・・・。
吐きそう・・・。
苦しい。
痛いよ・・・。
目が覚めると見慣れない天井。
仕切りがある。
「・・・保健室?」
違う・・・。
点滴を刺しているから
「病院!?」
ダメだ・・・。頭が痛い。
「もう一眠りしよ」
眠る。
2時間ほどたって目が覚めた。
「・・・。何時?」
看護婦さんだ。
「今夕方ね。疲労みたいね。」
「勉強しすぎで?」
「ええ。」
看護婦さんは色んなことを教えてくれたりした。
ママが仕事でいない間・・・。
思った。
将来の夢を・・・。
「デザイナー」
そう書いた。
だって・・・。
看護婦さんの服はとても輝いている。
だからその人にあった服を作ってあげて、最高の笑顔を見たい・・・。
「スタイリスト」とも言うかもしれないけれど。。
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