罰ゲーム・・・。
最低だよ。
こんな幸せな思いをしたの・・・?
「沙耶!!!」
腕をつかまれた。
「し・・・な」
「罰ゲームだ。それは・・・。好きな人に思いを伝える事。」
「・・・何それ・・・」
あっけなくかなしい涙は君の言葉によってかき消された。
「・・・ごめん。」
「いいよ。それよりー・・・。」
「ん?」
「罰ゲームの賞品の人がうちってこと???」
「・・・うん////」
顔真っ赤だ!!
罰ゲームの賞品なんかじゃないよ
“椎名へのぷれぜんと”
神様がご褒美をくれたんだよね。
「ねえ。これからも隣にいてくれる?」
「ぉぅ・・・」
小声じゃん!
ずーっと
ずっと・・・。
椎名のとなりで笑っていられる存在でいたいな・・・。
デート終了後は受験勉強の日々。
学校+金管+委員会+勉強・・・。
想像以上に大変だ。
『さよーなら!!』
すぐさま走って生活委員会活動室へ向かう。
「これから生活委員会の話あいを始めます・・・」
うんぬんかんぬん。
終わったら走って音楽室。
綺麗なメロディーを奏でて終わると走って家に帰る
家に帰るとご飯をすぐ食べ終え、夜中まで勉強。
勉強が終わると、学校のノートで書ききれて居ないところがないかチェック!!
「あぁ・・・眠い」
と言って寝る。
朝起きると・・・
服を着て・・・。
家を出る。
「いってきます」
こんな日が続くと思わぬ出来事があった。
|
|