■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

乙女色 〜心の詩〜 作者:音姫沙耶

第45回   罰ゲームの賞品。

罰ゲーム・・・。


最低だよ。


こんな幸せな思いをしたの・・・?

「沙耶!!!」


腕をつかまれた。

「し・・・な」

「罰ゲームだ。それは・・・。好きな人に思いを伝える事。」

「・・・何それ・・・」


あっけなくかなしい涙は君の言葉によってかき消された。

「・・・ごめん。」

「いいよ。それよりー・・・。」

「ん?」

「罰ゲームの賞品の人がうちってこと???」

「・・・うん////」

顔真っ赤だ!!



罰ゲームの賞品なんかじゃないよ


“椎名へのぷれぜんと”

神様がご褒美をくれたんだよね。


「ねえ。これからも隣にいてくれる?」

「ぉぅ・・・」

小声じゃん!


ずーっと


ずっと・・・。


椎名のとなりで笑っていられる存在でいたいな・・・。

デート終了後は受験勉強の日々。


学校+金管+委員会+勉強・・・。

想像以上に大変だ。


『さよーなら!!』

すぐさま走って生活委員会活動室へ向かう。

「これから生活委員会の話あいを始めます・・・」

うんぬんかんぬん。

終わったら走って音楽室。

綺麗なメロディーを奏でて終わると走って家に帰る

家に帰るとご飯をすぐ食べ終え、夜中まで勉強。


勉強が終わると、学校のノートで書ききれて居ないところがないかチェック!!

「あぁ・・・眠い」

と言って寝る。

朝起きると・・・

服を着て・・・。


家を出る。

「いってきます」

こんな日が続くと思わぬ出来事があった。

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections