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乙女色 〜心の詩〜 作者:音姫沙耶

第40回   花梨。

「椎名!何処いく・・・?」

「不安な顔すんな!俺は沙耶が1番だし」

・・・わかったの??

花梨の考え

沙耶の考え

「うん!あたしも椎名が1番だからね!!」


その日から花梨を信じれなくなった。

運よく今日は席替えだ!!


椎名と隣・・・

ずっと念じていたせいか

結果は、同じ班&隣の席!!

らっきー!


ラッキーなんかじゃないね。

運命☆だよね♪

肝心の花梨は・・・。


沙紀と隣だ。

もういじめはしないって言っていたし、大丈夫だよね???

班は

沙耶・椎名・琴音・怜。

最強カップルメンバーじゃん。

掃除区域は・・・。

図書室だ。

もう・・・。花瓶は割りたくないな・・・。


「んーと、琴ちゃんがハタキ。怜が箒。椎名も箒。うちは雑巾ッ」

楽しい掃除の時間。

「ねーぇ!沙耶いるーぅ?」

「花梨?」

震える手。

「沙耶ー。あたしと席変わってー?椎名好きなんだよね。」


衝撃。

「無理だよ。・・・あたしは椎名を好きなキモチは誰にも負けないし!!」

「ふぅん。口だけだね。バーカ」

「口だけじゃない!!」

「うっさい!!」

嫌だ。叩かれる。

「何やってんだ花梨」

「椎名♪沙耶が・・・」

「沙耶はそんなことしねぇよ」

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