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乙女色 〜心の詩〜 作者:音姫沙耶

第36回   同窓会☆2
沙紀と、昔の話をし、花梨の場所へ。

「花梨♪コンバンワ」

久し振りで花梨は相変わらず白い雪肌だ。

「コンバンワ?誰?」

「沙耶だよ〜?わかんない?」

手を一つ叩き、花梨は

「あぁ!!沙耶ちゃん?綺麗になったね♪」

「花梨もカワイクなった♪」

花梨の左手の薬指にはピカと光った指輪があった。

「なぬ!予約席!」

「そそそそそんなんじゃないよお・・・」

いいな♪♪幸せそーww

「沙耶。そろそろ帰るぞ」

見ると皆ぐだぐだ。

「うん。」

「バイバイ!沙耶!!」


お店を離れ学園へ戻った。

「しーなっ」

「・・・」

「しーなっ」

「・・・」

ぶぅ・・・

返事してくれない。

椎名の前に回ってぴょこんと跳ねキスをした。

「椎名のばぁーか。」

あっかんべーをして走り出すと転んでしまった。

「いた・・・」

後ろから手を回してあたしの左手を取って指輪をつけた。

「恥ずかしかったんだよ・・・」

涙が出た・・・。

「大好き・・・」

「俺も・・・」

世界一幸せな人だね・・・。

復帰ー!!

「おはよぉ!!今日は朝会だかんね!」

今日も幸せな日が漂っていく。

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