沙紀と、昔の話をし、花梨の場所へ。
「花梨♪コンバンワ」
久し振りで花梨は相変わらず白い雪肌だ。
「コンバンワ?誰?」
「沙耶だよ〜?わかんない?」
手を一つ叩き、花梨は
「あぁ!!沙耶ちゃん?綺麗になったね♪」
「花梨もカワイクなった♪」
花梨の左手の薬指にはピカと光った指輪があった。
「なぬ!予約席!」
「そそそそそんなんじゃないよお・・・」
いいな♪♪幸せそーww
「沙耶。そろそろ帰るぞ」
見ると皆ぐだぐだ。
「うん。」
「バイバイ!沙耶!!」
お店を離れ学園へ戻った。
「しーなっ」
「・・・」
「しーなっ」
「・・・」
ぶぅ・・・
返事してくれない。
椎名の前に回ってぴょこんと跳ねキスをした。
「椎名のばぁーか。」
あっかんべーをして走り出すと転んでしまった。
「いた・・・」
後ろから手を回してあたしの左手を取って指輪をつけた。
「恥ずかしかったんだよ・・・」
涙が出た・・・。
「大好き・・・」
「俺も・・・」
世界一幸せな人だね・・・。
復帰ー!!
「おはよぉ!!今日は朝会だかんね!」
今日も幸せな日が漂っていく。
|
|