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乙女色 〜心の詩〜 作者:音姫沙耶

第35回   同窓会☆1
同窓会の手紙が来た。


主催者は・・・。


由真だ!


学園にいるけど滅多に会わないし、会っても挨拶程度。


学校かぁ・・・。

あの頃は、先生に感謝なんてするキモチなんてなかったなあ・・・。


嬉涙とか出さなかったし・・・。

まだ未熟だ。

でも・・・。確実に前進している。

前みたいに後ろを振り返っていない。

後ろに戻っていない。

勿論参加する!!



皆参加するんだ。

会えるんだ。

沙紀や麻耶に。





楽しみだ。




当日・・・。

めいいっぱいオシャレするんだ!

「こんばんわぁ・・・」

椎名と手をつなぎそぉっと行く。

「沙耶!?椎名!?まだ付き合ってたのォ!?」

失礼だなぁ。

これは沙紀だ!!!

「沙紀?隼と・・・」

「隼はァ、花梨と付き合ってんのォ!沙紀まだ狙ってたりして♪」

・・・すげ。ド根性大根みたい。

「沙紀はァ、1位が隼。2位が希。3位が悠。4位がケン。5位が・・・」

永遠に続く。

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