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乙女色 〜心の詩〜 作者:音姫沙耶

第12回   美人生徒会長音姫沙耶。
琴音>「かいちょー!てか、沙耶。全校朝会の挨拶文考えといてね」


沙耶>「りょーかい☆」

適当に挨拶文を書いて生徒会便りに目をとおした。

生徒会便り

●×年生徒会今期は

『一期一会』が目当て。

会長

音姫沙耶

副会長

佐々木椎名

書記

澤田琴音

伊藤怜

会計

加藤瑞希


沙耶>「疲れたー・・・。椎名早く来ないかな。」

長い髪をなびかせて、窓を開け外をぼーっと見ていた。


瑞希>「沙耶ァ!じゃーね!」

学園の権利は生徒会・・・。

緊張するし。

椎名>「ワリー。」

手があか・・・

未来>「怪我してるじゃん!そこに座って!」

慣れた手つきで椎名の腕の怪我の治療をした。


こんなに・・・腕力強かった・・・?

手の平は大きい・・・。

帰りに公園のベンチで話した。

“調理実習の時の椎名ん手ってさ、うちより小さかったよね?”

・・・椎名の手が目に触れた時、とても暖かかった。

この日はなした事でもっとガンバロ!って思えたよ。

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