琴ちゃんや男子から冷やかしを受けて嬉しそうに家に帰った。
未来>「ただいまあ!!」
居間にはママが手紙を持ってこういった。
未来母>「おかえり。未来宛に手紙よ。買い物にいってくるわ。」
ママの顔は少し曇り顔で、逃げるようだったけど気にしなかった。
左手で手紙を取り自分の部屋に向かいランドセルを勢いよくベットに置いた。
帽子を机に置きベットに倒れるようにして、手紙の封を開けた。
誰からだろう。
前の町から来ていた。
加藤 望
望・・・。
望は一回目の恋をした人。
一回目だけあり本気だった。
休み時間は特別時間だった。
なのに今さら・・・。
少し怒りのキモチを抑えながら中の手紙を読んだ。
「松川 未来 へ 元気ですか?おれは元気だよ。 今日手紙を書いたのには意味があります。」
日付は・・・9月30日・・・。
望に一回目の告白をした日だった。
続きを読み始めた。
「えっと、2年間考えたら思った。 未来がいなくなって未来のことが・・・」
え・・・。
「好きって・・・。おれともう一回なんてゆーか・・・」
手紙をびりびりに引き裂いて
未来>「何で・・・。神様のばか・・・。望のばか・・・。あたしのばか・・・。」
と言った。
次の日は運よく土曜日だった。
椎名に会いたいキモチ 望に直接言いたいキモチ
全てがぐるぐるに混ざって風邪をひいてしまった
月曜日はママもパパも会社。
家にはうちと愛犬のちょこしかいない。
私のせきの音だけが騒音となった。
ぴんぽーん
あぁ。そっか。プリント届けに・・・
未来>「はぁい。。」
椎名>「ほら。」
未来>「椎名・・・!?」
風邪のせいか体がほわほわしたの。
椎名>「早く治せよ!」
嬉しい。
最高のプレゼント。
未来>「じょーとーw明日行くからね!」
次の日。
未来>「じゃーいってきまぁぁす!!!」
手紙の返事は
「いいえ」
理由
椎名がやっぱり好きだから。
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