乙女色　〜乙女はいつだって恋日和〜

作者：音姫沙耶

第20回 　 未来へ。

今日学校でタイムカプセルを書いていれたの！！ 【未来の自分へ】 【未来の未来へ 私は、元気ですか？ 私は、幸せですか？ 私は、愛されていますか？ 私は、愛していますか？ 私は、笑っていますか？ 私は、涙を流していますか？ 私は、大切なものがわかっていますか？ 何より　椎名と一緒にいますか？】 この不思議な手紙を書き、 自分の髪の毛を一本抜いて、 絵と今の時間・・・。 親友・・・それから椎名と撮った写真。 を入れた。 全て【今】を刻むものじゃないかなあ？ 埋めた時、全部の人が泣いていた。 何故だろう？ 悲しいわけじゃない・・・。 嬉涙とも違う。 いつかこの涙の意味がわかるのかな？ この涙のタイムカプセルの意味を。 この日は仲良しグループ・・・。男子グループとパーティっぽいのをした。 お泊り会。 男子とは家別。 女子グループ 未来・琴音・梨奈・瑞希・夏帆。 男子グループ 椎名・由真・悠・怜・拓弥。 一緒にご飯を食べて 話して・・・。 夜中になって・・・・ 皆がうるさいいびきをかいて寝ていた。 椎名とうちは起きていた。 椎名＞「うるせぇな！」 未来＞「そうだね！うちも眠くなってきた・・・」 顔が近くなった。 ちゅう。 初めてのキスは暖かく優しいものだった。 その日うちと椎名は手を握って寝た。 チュンチュンチチチ。

Novel Editor by BS CGI Rental
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