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乙女色 〜乙女はいつだって恋日和〜 作者:音姫沙耶

第14回   転校生。
今日転校生が来た。



先生>「入れーッ」

男子で失礼だけど「つまんないの」と思った。

女子だと親しみやすいし。

??>「桜井 海斗です。」

聞いたコトある・・・・。ま いっか。

後ろの席の麻耶が話しかけてきて

麻耶>「なかなかイケてない!?あ でも未来には椎名だもんねぇ〜☆」


転校生は麻耶の隣。つまり私の斜め後ろ。

(ついてないなあ・・・。)

桜井君の後ろの席はなんと椎名!椎名の隣が瑞希!

んで、うちの隣が瑞希・・・。だから関わらなければいっか!

そんな提案もむなしく話しかけられた。


海斗>「ねえ!名前なんて言うの」

身長はまあまあだし、うちのクラスにモテル男子なんていないから人気出る。

なあんてね。私には椎名と言うマイ・ダーリンがいるからね☆*

未来>「ま・・・松川未来。」


海斗>「・・・未来!?会えたね!!」

ハァ!?何コイツ!!


椎名も駆け寄って

椎名>「何・・・コイツ」

未来>「うち知らないし。」


海斗>「1年生の時引っ越した“海”!わかんない?」


海・・・海・・・?

未来>「幼稚園の時いじめられてた・・・?」

海斗>「そう!!!」

未来>「あ・・・あたしアンタなんか知らないから!!いこう椎名。」

海斗>「え・・・ちょ。あ君だれ?」

海斗とか言う奴は椎名を指差した。

未来>「うちのマイ・ダーリンッ!関わんないでよね!?」

椎名は海斗を睨んで私と一緒に体育館へ向かった。

琴音>「へぇ〜。なかなかもてるんじゃない☆」

未来>「コッチは大迷惑なの〜!」

この時琴ちゃんは感じていたのかもしれない。




ー・・・これから事件が始まることを。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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