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温まり始めた思い 作者:あきえ

第4回   気持ちに気づいたとき…。
あたし、あの本番で朋弘の事好きって自覚した。
朋弘はあたしの事どぉおもってるんだろぉ…。
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〜それから1ヵ月後の放課後〜
あたしは朋弘に話があるって呼び出された。
まさか。告白!?
なぁんてね、自意識過剰も良いとこだゎ。
                                                                                                                      
「ごめん、待たせて。」
意外にも早く朋弘は待っていた。
ひとまず早くなる鼓動を抑えて待たせた事を謝った。
「いや。ほとんど待ってないよ。」
「それで話って??」
あの日から、そう本番の日からまともに朋弘の顔が見れなくて、目をそらしてばかりなあたし。
「あのさ、慧が俺と話すとき目をそらすのって俺のこと嫌いだから??」
あっ。あたし、朋弘に辛い思いさせてたんだ。
「ぅぅん。違うのあたし…」
最後まで言い終わらないうちに、
「俺さ、慧の事好きなんだけど!!」
ぇ。あたしは何もいえなくなった…。 

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Novel Editor by BS CGI Rental
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