■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

温まり始めた思い 作者:あきえ

第2回   大成功!!
次の日、あたしは朋弘に謝った。
そして、1週間はとても早く過ぎ、すぐに本番の日となった。
 + 
  +
 +
  +
「あ〜俺めっちゃ緊張するんだけど。なぁ慧」
「大丈夫だょ朋弘。大丈夫w」
あぁ、あたしにはあんたと話す方が緊張するんだって!!とか思いながら舞台裏…。
「まぁ俺には、慧がついてるし??」
「ぅんぅん。ソロはしっかり支えるからw」
ぅわぁ。嬉しいなぁこんな風にいってもらえて。
「よし、頑張ろう!!朋弘。」
「おぅ」
あたしは緊張じゃないドキドキを抱えてステージに上った。

まずは、あたしのソロ。
ここのソロはあたしと朋弘が背中を合わせてソロとソロをつなぐところだった。
前に出てお互い目配せしながら、お互いを安心させた。
あたしのソロは成功!!そして、朋弘のソロ…。
大成功!!
二人で目を合わせて微笑みながらお客さんに礼をした。
お客さんから帰ってきたのは大きな大きな拍手と声援。
先生の方をチラッと向くと先生も笑ってた。
あたしと朋弘は小声で、
「やったね」
「やったな」
って同時に言った

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections