「七海ぃーっ!ダイスキ!」 「突発的でなに答えればいーかわからないんだけど?」 「私もダイスキーっ!って答えるんだっつーの!それに、突発的ってどーゆー意味?」
私は大きな溜息をつく。仮にもあなた20歳でしょ?突発的もわからなくてどーすんの? 今、聖の仕事がオフになったので、私の家で2人でまったりしてまーす♪ 久しぶりのオフだから、私はすっごく嬉しかったりwww?
「なぁ、俺のどこがダイスキ?」 「え?」
私の大きな溜息を無視して、勝手に会話を進める聖。 どこがって・・・。
「教えないよ?聖になんか」 「あ?教えてくれたっていーと思うんだけど」 「ひんとならいーよ?」 「なになに???」 「・・・聖の髪の毛の先から、足の爪までスキ」 「それって全部スキって事じゃん?」 「ま、今の聖には髪の毛ないけどね」 「あ?ちょっとはあるだろぉ!?」 「ちょっとね?」 「今の髪型と前の髪型どっちが最強?」 「・・・今。私的には今が1番」 「七海顔真っ赤だぞー???」 「当たり前じゃん!結構恥ずかしいんだからっ!」 「わかったっ」
そう言って聖は私の真っ正面から横の方に座る。 そこから私の顔を笑顔で見つめる。目を合わせると、やっぱり聖って格好いい。
「なっ、なに?」 「俺も、七海の全部がスキ、ダイスキ、宇宙位愛してるし」 「ありがとっ・・・」 「でもねー、今、俺の横にいる七海が1番ダイスキだしっ。今にもちゅー出来ちゃう距離だろ?」 「私もっ。今、私の横にいる聖が1番愛してるっ」
そして、私に噛みつくようなちゅーをした。 ちゅーしたと思ったら、聖は私をぶっ殺しそうな目で私を睨む。
「俺の横からいなくなったら、ぶっ殺すからな?」 「離れません。聖も、絶対私の横からいなくならないでよ?」 「いなくなる訳ねーだろっ。いなくなる時は、俺が死ぬ時だし?」 「ばかっ。聖は死なないよっ。聖は・・・不死身でしょっ・・・?」
聖がいなくなった悲しみを想像すると、自然に涙が零れてくる。
「やだっ・・・やだよぉっ・・・!絶対に、絶対に私の横から、離れないでよね、、、、、っ!」 「なに怖がってんだよっ。俺は、七海の横から離れねぇよ?だって、七海の横が1番楽しいからっ。離れるのなんか、俺からごめんだし」 「そぉ、、、だよねっ?その言葉っ、、、信じていーよねっ、?ねっ、、、?」 「ばーかっ。俺を何様だと思ってる?この最強田中聖様だぞ?」 「ぷははっwww」
私が笑っててぃっしゅを取りにその場を離れると、後ろから聖が抱きついてきて、
「俺の横から離れないって言ったのは誰だっけぇー?」 「ちょっ・・・それって反則ぅっ!」 「反則もなにも、泣いた奴がやるべき行いなのか!?」 「きゃぁぁっ!」
そのまま下に仰向けにされて、噛みつくようなちゅー、深いちゅー、甘いちゅー・・・。 多分、20分はちゅーしたよねっ・・・。やりすぎっ!まぁ、それがほんとに嬉しいんだけどねw?
「お前の横がダイスキ・・・」
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