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ココロのカケラ 作者:桜田霞

第4回   4
永遠の片思い

叶わない恋だって思ってたけど、

ついついあなたを見ると目線で追ってしまっていた。

隣の席になって、頬を赤らめる自分。

今日は何回話したとか…よく友達と話してた。

卒業式に、さりげなくあなたを写してしまった時があった。

好きになってくれてありがとう。

今までいっぱい迷惑かけました。

時にはあなたを困らせたりして、怒らせました。

今でも好きだよ。



恋愛

人を好きになると、こころがやさしい気持ちになる。

どんな強い女の子や男の子でも、恋愛で泣く。

それはかっこ悪くない。

かっこいいじゃん。

それが優しさだよ。

泣いた分だけ優しくなれるよ。

振られたひとのこと簡単になんて忘れれないよ。

それは、その人のことがそれだけ大好きだったから、

無理に忘れようとしなくてもいいんだよ。




キミ

みんなに囲まれて幸せそうな顔をしていたキミ。

本当は、肩を狭めて、小さく震えていたことなんて、

誰も知らなかった。

キミががんばってるのは、みんなは知らない。

キミは気が強そうで、強く見せているのを、みんなは知らない。

キミが影で泣いているのを、みんなは知らない。

キミはいつも気を使っているのを、みんなは知らない。

キミが無理に笑顔を作ってるのを、みんなは知らない。

だけど、側にいるあたしだけはわかってる。それでいい。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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