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ココロのカケラ 作者:桜田霞

第2回   2
不器用な恋愛

器用に愛せれない。

不器用にしか愛せれない。

ストレートにしか伝えられない自分の思い。

器用な人間に慣れっこない…。自分でわかってるから。




恩返し

みんなから嫌われてるの知ってるのに、あなたはいつもあたしに話しかけて、

周りの目を気にしずに、堂々と接するその姿。

とてもかっこよく見えた。

あの時、あなたが手を差し伸べてくれたから、

あたしが今ここにいる。

だから、誓うの。

これから、あなたを守っていきたい。

こんなちっぽけなあたしにでも何かできますか?




難しい言葉

あたしが望むのは、そんな言葉じゃない。

ただ優しい言葉がほしかった…。

ずっとあなたが言うのを待っていたその一言。

“大丈夫”そう。それ…。

とっても暖かくて、とても居心地のいい言葉。

言葉だったらいくらでもいえる。

全てが偽りに聞こえてしまう。

この想いどうやったらあなたに伝えられるのだろう。

もどかしい気持ちが抑えられない…。

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