快速はチャットから落ちた。
「・・・」
口がポカンと開き、目が点になった。
とりあえず情報をまとめてみよう。
4月・・・10だっけ・・?
20だ。そうだそうだ。そして・・・・
誰の家だっけ。
まず誰の家かわからないと話にならない。
零・・・・だよな。たしか。
問題はどんどんと解決していった。
やはり旅行だからいろいろ困ることもあるかもしれないし。
旅行には持っていくものが必要だろう。
旅行・・・・?
大体、1人旅なんてしたことないのによくわかんない。
布団とーまくらとー・・・・・
あと財布もいるよね。ゲーム・・・・・
やっぱり娯楽系のものを持って行きたい。
とりあえず歯磨き?とか。
あとは食料だろ。着替えだろ。
災害で懐中電灯とかもいるかもな・・・
こうして、快速のバックはパンパンになった。
今日は17日。
まだまだ大丈夫だろう。
そしてその日は去った・・・・
18日。この日は多忙でチャットに行くことができない状態になってしまった。
大変だ・・・・もっと詳しく話を聞かないと・・・・
そして最後の日19日。
チャットにいった。
しかしそれは無意味だった。
みんな準備や出発で忙しく、常連はいなかった。
快速鷲「こんなことあっていいのかよ・・・・」
この日はとりあえず旅行の準備の最終点検をした。
迎えた20日―
快速は家を出た。
これからどうすればいいのだろう。
どうなってしまうのだろう。
たくさんの不安があったけど、快速は勇気を出して翔けた―
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