カーテンから漏れてくる光が僕の目に
ふりそそぐ…
目を覚ますと思い出すのは
君といた日々…
さっきまで君がいたであろうその場所は
少し温かい
起き上がり…
顔を洗ってもう一度ベットを
触るともう、君のいた場所は冷たくなっている
君がいて当たり前の日常が
車からみた景色のように過ぎていく…
当たり前すぎて…
そばにいるのが…
季節が冬から春に変わり
日差しも温かくなってくる
でも、僕の隣はなぜか…
さびしい
気がする…
僕にとっての春は逃げ出したまま…
春の逃げ出した僕の心は冬のまま…
今の僕は色なき花
ああ…
誰か僕に色をくれないか
「ぬくもり」をくれないか
この当たり前のない世界から
救い出してくれないか
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