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詩集 作者:fumi

第4回   願わくわ
願わくわ

僕の元に君を…

君を還してくれませんか?

大切だと感じるものを

どうか…

還してくれませんか?

無理だとわかっている事を

必死でしている

僕を見る

そんな人間(ボク)を

神様(あなた)は愚かと思っているでしょう…

たしかにそうでしょう

人間(ボク)もそう思うから…

だから人間(ボク)は失うまで大切ものと言うものが

わからない…

でも、人間(ボク)だから後悔できる…

無駄で…

愚かな人間(ボク)だからこそ

大切なものを大切だと感じることができる

知ることができる…

そして、大切にできる

だから…

還してくれませんか?

だから大切だと感じるものを

還してくれませんか?

僕の元へ

願わくわ…























































































































































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