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神竜大戦記 作者:fumi

第7回   〜第六章〜 明かされた真実
至心村に着いた二人は宿を見つけると洞窟であった爆減の言っていた組織について情報を集めることにした。しかし、これといった情報はなく途方にくれていた二人にある少年が話しかけてきた。

???「あの〜」

リュウト「ん?何かようか?」

???「はい!おかしな二人組みがなにか情報を知りたがっているときいた ので・・・」

ケイ「え!あなたなにか知っているの!?」

???「はい!!」

リュウト「よかったら教えてくれないか?」

???「いいですよ!そのかわり一つ条件があります。」

ケイ&リュウト「条件??」

???「まあ、立ち話もなんなのでアソコの酒場で・・・」

少年とリュウトたちは酒場に入り一番奥の席に座った。

???「まずは僕の名前はフウシュウと言います。」

リュウト「よろしく!俺の名前はリュウト!そして、こっちがケイ。」

フウシュウ「知っています!リュウトさんは青龍、ケイさんは玄武の継承者 ですね?」

ケイ「なんでそれをしっているの!?」

フウシュウ「風です・・・」

リュウト「かぜ?」

フウシュウ「はい!僕もあなた方と同じ真源方の継承者です。力の源は百虎・・・その力で風をよみます」

リュウト「風をよむ?」

フウシュウ「正確には音をよむというんでしょうか?風が運んでくる音を聴 くのです。まあ、そんなことより、あなた方が探している組織 の名前は「紅の雫」といいます。知ってのとおり龍脈を乱そう とする悪の組織です。」

ケイ「紅の雫・・・そもそもなぜ紅の雫は龍脈を乱そうとするの?」

フウシュウ「それは・・・世界を支配しようとしているのです。」

リュウトとケイは驚いた顔をしている。

フウシュウ「しかし、あくまでもこれはあるものを手に入れるための序章に過ぎないのです・・・やつらの本当の目的は龍脈が乱れることによって開か

れる先にある剣を手に入れるためです。その剣は神竜の力さえ超えるとも言

われています。その剣の名は「宇(ア)宙(ル)の(テ)支(ィ)配(メ)者(ス)」と言

いますやつらはこれで世界を支配しようとしています。」

リュウト「神竜の力さえ超える剣かぁ・・・何とかしてそれに対抗する方法はないのか?」

フウシュウ「一つだけあります・・・それは、青龍、玄武、百虎、朱雀の四

つの力を持つ者が操れる「宇(ア)宙(ル)の(テ)支(ィ)配(メ)者(ス)」に対抗す

ることのできる唯一の存在「フリードキラー」そう、あなたの持っている剣です。」

リュウト「どういうことだ!?」

フウシュウ「あなたの剣は使い手の力量が最強の領域に達すると本来の姿に

もどります。その名は「星(コ)雲(ス)の(モ)救(ノ)済(ス)者」・・・」

リュウト「コスモ・・・は!!」

フウシュウ「きずきましたか・・・そう、四つの力を手に入れるすなわち、 神竜の力を手に入れることなのです・・・」

リュウト「そんなことが・・・」

ケイ「そういえば、あなたが言っていた条件って言うのはなんなの?」

フウシュウ「それは、僕をつれていって欲しいのです!!」

リュウト「それはかまわない・・・紅の雫に対抗するには君の力が必要だ!」

ケイ「あらためてよろしく!!」

フウシュウ「よろしくお願いします!」

リュウト「今までの話だとあと朱雀の力が必要になるが朱雀の継承者はどこ にいるんだ?」

フウシュウ「朱雀の継承者の名は「ファルス」紅の雫によって捕られていま す。」

リュウト「なに!?」

フウシュウ「やつらはあなたが彼にちかずくのを阻止していたわけです。」

ケイ「そのファルスはどこにいるの?」

フウシュウ「彼は龍脈の入口近くに捕らえられています。龍脈の近くには紅 の雫のアジトがあります」

リュウト「ようするに、世界をすくうにしても、神竜の力を手に入れるにし ても龍脈にいけばいいんだな?」

フウシュウ「はい・・・」

リュウト「じゃあ、予定を変更して龍脈の入口のある火山に向かうか…」

フウシュウ「地神山ですね?僕が案内します。」

地神山それははるか昔に富士山と呼ばれていた場所・・・

三人は酒場をでる地神山にむかった

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Novel Editor by BS CGI Rental
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