リュウト「あ〜疲れた・・・この調子で行くと神甲島の南端に着くのは明日のよあけだな・・・」
リュウトは手の地図をみながら一人ごとをいった。
すると!草陰で
???「ガサ!!ガサ」
リュウト「はぁ〜またか」
リュウトはしぶしぶたちあがる。その目線の先には、獅子の体に鳥の羽、尻尾は蛇の口、体は白い色をしている。この生物の名は「チラナ」と呼ばれている。そう、100年前の放射能と魔心石の影響で進化した生物である。リュウトはかれこれ20回以上襲われているのである。
とため息をついてるリュウトにチラナは飛びついてきた。
リュウト「チ・・・やー!!」
リュウトの剣が形を変え盾になった。
「カキーン」
チラナ「ウギャー、ウウウ・・・」
チラナがひるんだスキにリュウトはフーリードキラーが槍に形を変え槍の先から冷気を出しながらチラナを突き刺した。するとチラナは氷つき音とともに砕け散った・・・後には小さな魔心石が残っていた。
リュウト「ラッキー!!」
魔心石はごくまれに生物の中に埋まっている場合がある。これをみつけるのは、リュウトの旅の目的の一つでもある。
リュウト「ふぅ〜もう日も落ちてるしここで野宿するか・・・」
リュウトは火をつけテントをはり、魔物除けの結界をはった。かれこれ9回目、一回目のときは、火をつけるのにも苦労したが今では、なれたものである。
焚き火「パチパチ・・・」
リュウト「この先の、予定の確認でもするか・・・」
リュウトは地図を取り出し、順路に線を引く。
リュウト「明日は、今いる玄光の森をぬけて、そのあと最南端のラストゲルクで船に乗り、二神島への船にのるか。そして、虎光村にむかうか・・・」
予定を組おわると、テントに入り眠りに着いた
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