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神竜大戦記 作者:fumi

第3回   第二章
リュウト「あ〜疲れた・・・この調子で行くと神甲島の南端に着くのは明日のよあけだな・・・」

リュウトは手の地図をみながら一人ごとをいった。

すると!草陰で

???「ガサ!!ガサ」

リュウト「はぁ〜またか」

リュウトはしぶしぶたちあがる。その目線の先には、獅子の体に鳥の羽、尻尾は蛇の口、体は白い色をしている。この生物の名は「チラナ」と呼ばれている。そう、100年前の放射能と魔心石の影響で進化した生物である。リュウトはかれこれ20回以上襲われているのである。

とため息をついてるリュウトにチラナは飛びついてきた。

リュウト「チ・・・やー!!」

リュウトの剣が形を変え盾になった。

   「カキーン」

チラナ「ウギャー、ウウウ・・・」

チラナがひるんだスキにリュウトはフーリードキラーが槍に形を変え槍の先から冷気を出しながらチラナを突き刺した。するとチラナは氷つき音とともに砕け散った・・・後には小さな魔心石が残っていた。

リュウト「ラッキー!!」

魔心石はごくまれに生物の中に埋まっている場合がある。これをみつけるのは、リュウトの旅の目的の一つでもある。

リュウト「ふぅ〜もう日も落ちてるしここで野宿するか・・・」

リュウトは火をつけテントをはり、魔物除けの結界をはった。かれこれ9回目、一回目のときは、火をつけるのにも苦労したが今では、なれたものである。

焚き火「パチパチ・・・」

リュウト「この先の、予定の確認でもするか・・・」

リュウトは地図を取り出し、順路に線を引く。

リュウト「明日は、今いる玄光の森をぬけて、そのあと最南端のラストゲルクで船に乗り、二神島への船にのるか。そして、虎光村にむかうか・・・」

予定を組おわると、テントに入り眠りに着いた

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