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Diamondの欠片 作者:藤野麻衣

最終回   さよなら、桜




遠のいていく貴方の背中を
追いかけるように 花吹雪
散りゆく桜に 現実を知りながら
また会えますようにと 祈り続ける

人は皆 時の流れと共に
心が移ろいゆくけれど
君の薄れていく記憶の中で
私という存在が消えない事を祈るよ

遠のいていく貴方の背中に
手を振りながら交わす約束
いつかまた会えますようにと
叫び続けた この想いを
心の中で繰り返しながら
優しく舞う花びらが「別れ」を告げた

ひらひらひらひら美しく舞う花びらが
「現実」を人々に伝えながら
春 別れと出逢いを繰り返す






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これも当初、タイトルが違いました。確か「桜色の約束」だったと。
詩の内容に合わないじゃん! ってなことで今のタイトルに変更。
正直、その時のfeelingで決めました。よくわかんないですけど、
こっちのタイトルの方がお気に入りです。
さて、詩集「Diamondの欠片」は今回で最後。今まで詩を掲載してきた
サイト様がクラッシュを起こし、100近くあった詩のデータは全部
消滅…。だけれど、「Diamondの欠片」の為に残しておいた詩があった
ので、あったから、無事終了させることができました!
(本当はもっといろいろと載せたかったんですけどね…。)
昔に比べて詩を書く機会が減りましたが、これからも懲りずに(笑)
頑張っていこうと思いますので、その時はよろしくお願いします。

いっぱい いっぱい 沢山の感謝を込めて…。

                     2008,9,14 倖音桜華(ふじの)

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