■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

一番泣ける友情&恋愛 作者: い ち こ

第7回   7
午後の授業をさぼろうと綾瀬は
さっきの紙袋とカバンを持って屋上に来た
屋上に行くと謙一・譲二・他がいた
他のプロフィール

大平 竜之介(Oodaira Ryuunosuke)高校3年生
「サッカー部部長、次の部長を謙一に譲りたい」

野田 敦裕(Nda Atsuhiro)高校3年生
「竜之介の従兄弟、そして謙一がお気に入り」

江田 健一郎(Eda Kenichirou)高校2年生
「赤髪リーゼントの橋本八百屋店長男」

一瀬 栄介(Ichinose Eiichi)高校2年生
「日頃日焼け止めを塗る美白美形、一瀬財閥の跡取り」


綾瀬が屋上に来るなりみんなの視線はこっちに来た
「アネキーっサボりっすか?」
譲二はバイクを譲る宣言をしてから
かなりなつくようになった、別にエサをあたえた
わけじゃない、ただ、本当に感謝されている
そう思った
今は2月、来月でここにいる3年もいなくなって
次に3年生になる
綾瀬はアメリカに留学した潤と一緒に
進級したいとずっと思っていた
恋心はないけど、似たもの同士だったからだと
綾瀬は思いこんでいた
「飲むか?」
謙一は昼間のおてんと様のしたでビールを飲んでいた
他の人もそうだ
「あたしはいいよ、昼間は酒気がないから」
そういって譲二の隣に座った
手元にはさっき友喜からもらった紙袋
一体何が入っているのかすごく気になっていた
ガサゴソ‥‥
紙袋の中には可愛い箱がはいっていた
綺麗にラッピングされた箱をあけるとそこには
高そうなピアスが綺麗に入っていた
「わぁー‥‥高そー」
そういって綾瀬は箱から出すとそれを
日に当ててみた
ダイヤモンドだかわからないけど光っている
「綾瀬ピアス開けてないじゃん」
謙一はビールを飲みながらいう
「でも嬉しいよ、こんな可愛いの貰ったら」
そういって綾瀬の笑顔を謙一はしばらくみいっていた

そんな事をして優雅?な気分で
みんなは屋上に寝転んだ
ビールも飲みきってみんな酔っぱらってて
でも、すごく楽しかった
「竜之介さん」
謙一は横に寝転ぶ竜之介に言った
「なんだ」
タバコを吹かしながら竜之介は返事をした
「俺、大人になってくのが怖いデス」
「どうしてだ」
謙一は起き上がって竜之介を見た
「大人になって、もっともっと大きくなって、
 いつかみんなに忘れられちゃうかもしれない
 そう思ってて、みんなに忘れないで欲しい」
その言葉に譲二が反応した
「忘れたら、それ程度の友情関係なんっすよ
 少なくとも俺は謙さんやアネキや、みんなに
 良くしてもらって、それで忘れるなんて
 できねえよ。なっアネキ」
譲二は横にいる綾瀬に言った
「あたしも譲二に賛成、謙一の事多分一生忘れない
 譲二も、竜ちゃんも、健ちゃんも、栄ちゃんも」
友達ってなんだろう
どこまで友達なんだろう
友情が崩れたらそこであきらめていいのかな
いつまで一緒にいられるのかな
それって生きてる、一生がそうなのかもしれない
出会ったのは運命じゃない
まぐれでも奇跡でもない
多分、同じ思いを持った人が今ここに
集まっているんだと思う
「女。男関係ないどれだけ仲良しかって事だろ
 謙一は謙一でいい、譲二は譲二で、みんなが
 みんなでいいんだよ」
寝てると思ってた栄介が喋った
謙一は言った
「俺、先輩や、譲二とか、綾瀬の事
 潤ももちろん忘れない
 また、此処で酒飲んで下さいよ?」
謙一は竜之介に言った
ありがとう、友達

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections