ごはんを食べ終わると謙一の部屋に行った なんでも今日は潤が家に来るらしい 「譲二は来ないの?」 あのバイク大好き人間の譲二はなんやら 今日は誕生日で免許を取りに行くと 授業をサボって免許を取りにいったらしい まったく譲二らしかった 「実はさ、あたしあのバイクもういらないんだ だから譲二に譲りたかったんだけど‥‥」 謙一は聞いた 「なんで?」 綾瀬はニコニコしながら答えた 「あれよりチョーかっこいいのまたもらえる事に なったんだ」 謙一は思った、綾瀬はこんなに美人なのに なんか人生のあゆみ方が間違っていると‥‥ ピンポーン 「おっ来た来た」 嬉しそうに謙一は玄関にかけて行った 綾瀬は潤と会うのが久しぶりだからすごく ワクワクしていた 「おーっす」 そういって謙一の部屋に来たのは いつもと変わらない潤だった 「よっ」 綾瀬は笑顔でむかえた 潤の手には焼酎とビールがあった 「あっ酒じゃーん」 そういって綾瀬は喜んで焼酎を飲み始めた
夜中 3人は語り合っていた 「俺達さぁ、またこうやって遊べるよな」 潤はビールを飲みながら言う それを聞いた綾瀬はなんだかしんみりした気分だった 「卒業したら別れちゃうのかな」 それは絶対考えたくない事だった というより、みんなが一番願ってはいけない 友達の掟のような感じだった ピーンポーン 「こんな夜中に誰だ?」 謙一は玄関に行った 「譲二!!」 夜中の1時、譲二が来た 「潤ちゃーん!!会いたかった」 謙一の部屋に入るなり譲二は潤に飛びついた 結構美形なんだけどこういう寂しがりな性格が 玉にキズだ 綾瀬は残りの焼酎を飲みきって 譲二に言った 「譲二、あんた免許とったら一番にあたしの所に 来なさいよ」 「へ?」 綾瀬は酔っぱらっているのかいやらしい 感じだった 「謙さーん、綾瀬さん怖いデス」 謙一は笑っていた 「あたしの今のバイクあげるよ」 綾瀬はそうベッドによっかかって言う その言葉に譲二の目は輝いた 「まじっすか?!綾瀬さんのあの仮面ライダーの バイクを何百倍もかっこよくしたような バイクを俺にくれるんですか?!」 譲二はすっごく嬉しそうだった もし、卒業しても やっぱりみんな一緒がいい みんなが思ってる事だって絶対みんなが 願う事だって。綾瀬はそう思ってほしかった
昨日、潤を送ってきた すごく切なかった でも、4年もすればきっと帰ってくる そう約束したんだ 綾瀬は泣いて、謙一は潤をめいっぱい抱きしめて 譲二は綾瀬より潤が恋しくて 空港で第2次緊急お別れ会という感じだった 今日はなんとなく自分から学校に行きたい そう思って家を出た いつもの学校、教室、友達、授業 潤のいない時間がどんどん流れて行く 今日の空は一段と輝いてて きっと譲二の目の輝きより綺麗だから 休憩時間、もっとも謙一がこない時間 西野 友喜が来た あの時ペコペコしてきた女の子 綾瀬は何かと不思議に思っていた女の子だった 「どうしたの」 綾瀬の前にいる友喜に声をかけた 「あの、真里子さんの時の事、お騒がせして すみませんでした」 「ああ、あの時の事、別に気にしてないけど」 綾瀬は本気でそう思っていた クレジットがなくなってもしょせんは普通の奴 ブラックカードははいっていなかったから どうでもよかった 「よければ、これ、お詫びなんですけど」 そういって友喜はなにやら紙袋を綾瀬に渡した 「あっまだ開けないで下さい、返品もしないでください」 そういって友喜はみんなの方に戻っていった そういえばみんな真里子に操られていたんだっけ もう冷たい目線も イジメ系もないし ちょっと心が落ち着いていた
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