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一番泣ける友情&恋愛 作者: い ち こ

第5回   5
そのとき真里子は綾瀬を見た
綾瀬はいつもの顔をしていた
なんせ綾瀬は表情を変えない人だったから
しかし、笑うとすっごく綺麗なのは
みんな知っている、いつも以上に輝いて見えるのだ
「あたし、許さないわけじゃないよ」
そういって綾瀬は財布をもって潤と教室を出て行った
そしてすぐに友喜と保健室の先生とすれ違った
多分この時綾瀬はキレていた
次の日から真里子の姿はなかった‥‥‥
「綾瀬ってかっこよくねえか?!」
回りの男子おろか女子も言い始めた
「綾瀬ちゃんのファンになっちゃった!!」
「真里子の手下なんて最初から真っ平だったし!」
次々と真里子の入りづらい世界にはいって行った
この財布事件から1週間
噂によると真里子はあまりのダメージに
中退したそうだ
綾瀬に何も起こらなくてとかったと謙一は
安心していた
ただ、この時から側にいるのは潤になっているとは
謙一も気付いていなかった
綾瀬は誰とでもいる人だったから
部活中‥‥
謙一は潤を呼び出した
「なぁ、お前って綾瀬の事どう思ってるの?」
潤はその質問にこう答えた
「ボディーガード系、謙一の好きな奴だった守るぜ」
そう笑って潤は言った
謙一は何か隠しているかもしれないと
冷たくあたった
「でも潤といて綾瀬がお前に惹かれたらやだし
 あんま一緒にいないでくれ」
そういって謙一は部活に戻った
潤もこの時綾瀬の側にそんなにいるとは
気付いてもいなかった
「綾瀬、水」
謙一はタオルを持って綾瀬に言った
近々大会があるからそれに向けての練習だ


姫菜は背骨にヒビが入ってしばらく来なかった
それを気にしてか友喜も浮かない顔ばっかりしていた
綾瀬はあいからわず女子と接触しなくて
通常の日々が続いた
そんな時潤は何故だか綾瀬との行動が
ままならなかった日々よりあきらかに一緒にいる
回数が減っているというより、最近見かけない
謙一と一緒にいる所も見かけなくなった
「ねぇ、謙一」
部活後の帰り、謙一にそれとなく聞いてみた
「何?」
聞きづらそうな感じもするようだったけれど
綾瀬は思いきって聞いてみた
「潤‥‥と最近一緒にいないよね‥‥」
謙一も少しあやふやな感じで綾瀬に接した
「あいつさ、今度留学すんだって」
バイクにまたがりながら謙一は言った
綾瀬はハンドルを握ろうとして驚いた
「え?!」
エンジンをつけるが改造物だから音がでかい
そのせいで声がかき消されてしまった
謙一が何言ったのかわからなかった
あとで聞こう、そう綾瀬は思った。
謙一を家まで送って聞いた
「さっき、なんて言ったの?」
「ああ、アイツの見送り行こうぜって‥‥」
綾瀬はニッコリ笑って手を振ると向かいの綾瀬の家の
車庫にバイクを入れた
「綾瀬!!」
その時謙一が叫んだ
綾瀬はバイクを入れると振り向いた
「メシ食ってかねえか?」
「うん!!」

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Novel Editor by BS CGI Rental
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