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一番泣ける友情&恋愛 作者: い ち こ

第13回   13
次の日‥‥
綾瀬は早起きをして朝食を作っていた
そういえば最近ずっと隼人に迷惑かけている
感じがしたから、今度は役にたたないといけない
綾瀬はそう心から思っていた
なれた手付きで料理を作って行く綾瀬は
廊下から聞こえるスリッパの音に気付いた、
きっと隼人が起きてきたんだろう
そう廊下を覗くとそこには寝癖ではねた髪の
隼人が大きなあくびをしていた。
昨日あの後もずっと仕事をしていたのだろう
「おはよ」
隼人を見て言うと隼人はやっと気付いたようだ
「おはよ‥‥」
そういって目を擦る
綾瀬はキッチンに戻って朝食をテーブルに置いた
「あたし今日お墓参り行ってくるね、遅くならないと思うから」
そういって綾瀬はそそくさと部屋に戻っていった
やっと嫁らしくなってきたと隼人は実感した
テーブルに目をやるとすごく美味しそうな朝ごはんが
並んでいた、どうやら綾瀬は和食で生きて来たみたいだった
「久しぶりだな‥‥米なんて‥‥」
そういってありがたそうに食べ始めた‥‥

部屋に戻った綾瀬は鏡台でいつも通りのメイクをしていた
またコスメが増えてるからメイクも楽しくなって来た

学校にバイクで向かう
いなかったらどうしよう‥‥
少し怖くなって来た何度か引き返そうともした
でもやっぱり会いたい気持は大きかった
学校が見えて来てすこし首を延ばすと
誰かが立っている‥‥譲二と潤だった
速度を落としつつ校門にはいっていった
「よーっ社長婦人」
潤が久しぶりに喋っている
綾瀬はそんな言葉に反抗するよりも嬉しさで
気にもしなかった
やっぱり涙腺はゆるいのか、涙が
またでてくる
「いっつも泣き虫だよなぁ」
潤は笑いながら頭をなでた
目線を横にすると譲二もいる‥‥
金オレンジの髪の色をして
前髪は半分ギリギリパッツン、半分は後ろにピンで止めて
肩までの髪はいつも通り変わっていなかった
「譲二可愛くなったね」
綾瀬はそういって譲二に近づいた
「アネキも随分落ち着いて来ましたね」
そう言われて綾瀬はほっぺたを膨らまして言った
「いつも通りですよーだ」
口論が始まりそうな所潤が差し押さえて言った
「ここにバイク置いて行って車で行こうぜ」
そういって指差す方には真っ黒の黒光りをしたベンツがあった
綾瀬と譲二は仲良く乗り込むと言った
『車もいーねー』
潤は苦笑いして言った
「壊すなよ、コレ高いんだからよ」
2人は爆笑しているあいだに潤は出発した
そういえば潤はプロミュージシャンになるために留学しているらしい
みんな、やっぱり夢に向かって離れて行っちゃう
綾瀬ははしゃいでるなか内心そう思っていた
「潤ちゃん」
潤はバックミラーをちらっと覗いて返事をした
譲二は話し始めた
「謙さんの事、何も聞かないの?」
「いいんだよ、謙一は、ずっと俺等の中で生きてるだろ?」

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Novel Editor by BS CGI Rental
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