いつかの夢のように

いつかの夢のように 作者：あんな

第5回 　 そうだったの！？

ヤバイ。ヤバイ。私の目の前でヤバイことが起きている。
私の友達理奈と千秋が私の目の前に立っている。
そして私の横にはニノがいる。
この状態を私はどうすればいいのですか。助けてください。
絶対理奈と千秋は「この人誰？」って聞いてくるだろう。
そしたらどう答えればいいのですか？私は・・・
彼氏？幼なじみ？ってか名前を聞かれたらどうするの。
ニノはどうしちゃうの？自分の名前を言っちゃったらばれちゃうじゃん。やばいじゃん。
嵐のメンバーと私が幼なじみってばれたら理奈たちは驚くよ。
ってか名前を出したら「ぇ～」っていう悲鳴と供に、周りの視線をあび、人が寄ってきて、携帯で写真をパシャパシャ撮られるんだろう。そしてネットの書き込みには“嵐・二宮和也には彼女がいた”などと書き込みをされるだろう。
それは勘弁だ。週刊誌とかにも載るんでしょ。あ～、い～や～だ～！！！！！
どうするのよ、この状況を。どうするのぉぉぉぉぉ

理「美亜、この人誰？」
来た～この言葉・・・どうしよう。どうしよう。。

とまどっていたら
千「もしかして彼氏？」
美「ち、違うよ。」
千「じゃぁ誰？」

どうしよう、誰って・・・

美「幼なじみかなぁ。。」
っとニノがちょっと低めの声で
二「桜木慶太郎って言います。いつも美亜がお世話になってます。」
理「いえいえ。美亜のこともよろしくお願いしますね。」
二「ハイ。」

え～、桜木慶太郎って誰だよ！！

美「あ！ちょっと私達も行くところがあるからいくね。」
千「うん、じゃぁ学校で。」
美「ぅん。バイバイ。」
理・千「バイバイ」

理奈と千秋は私達に手を振ってゲームセンター内へ入っていった。
しかしさっきは驚いた。ばれなくってよかった。。。

二「俺って演技うまくない？」
美「うまいかもね。しかも『桜木慶太郎』って誰だよ！」
二「いや、パッと思いついたんだ。」

とにかくばれなくってよかった。。

私たちは洋服屋に行った。そこでニノの服を選んで買うことに。
なんかカップルみたいだなぁ～ってまたここで改めて思った。
こんな人が彼氏だったら。。。うれしいよ・・・・

二「よし。美亜付き合ってくれてありがとね。」
美「いえいえ。」
二「どうする？もう帰る？」
美「そうだね。帰ろう！」
二「よし、帰ろう」

そして帰りの車の中

美「けどさぁ、ホント桜木慶太郎って答えた時ビックリしたよ。どう答えるのかって・・・」
二「ここで本名を名乗ったらすごいことになるだろう。そのくらい分かるよ。」
美「ニノのことだから本名を名乗っちゃうかと思ったし・・・・」
二「これでも芸能人だから分かります。」
美「けど、これからどうする？」
二「なにが？」
美「絶対いずればれるよ。しかもあの２人松潤が大好きなんだよねぇ。」
二「えっ！そうなの・・・まぁ、ばれたらばれたでいいから。」
美「その時はごめんね。」
二「いいって・・・あの２人が理解してくれて誰にも言わなかったらいいんだよ。」

ニノはホント優しいよ。ありがと、ニノ。
けどホントばれたらどうしようかなぁ。。。
一緒に連れて行くっていうのもなぁ。。。
まぁ、私の家に嵐のメンバーが来た時に紹介するっていうのはありかもしれないけど・・・
ってかメンバーが家にくることは・・・ないか・・・・
まぁいづれにしてもばれたら紹介をしないといけないよね。
そして謝って理解してもらわないといけないよね・・・

そうこうしているうちに家に着いた。

二「今日は楽しかったよ。」
美「なんかカップルが別れるときみたいだね。」
二「そうかぁ？？？」
美「まぁいいや。今日はありがと。じゃぁね。」
二「おう。」

私は玄関の戸をあけた。その時。
二「美亜！」
美「何？」
二「ちょっと。」
ニノが私を呼んだ。なので私はニノのところに駆け寄った。」

美「なに？」
っとニノが私を抱き寄せた。私の頭の中は真っ白・・・
何が起こったのか・・・分かんないです。。
美「ニノ？どうしたの？」
二「俺・・・ずっと前から美亜のことが好きだ。最初は幼なじみとしてみてたけど、だんだん恋愛対象になっていた。」
美「うん。」
二「っでもうおさえきれなくなったから・・・」
美「分かった。。。」
二「ごめんな、急に・・・」
私をニノは離した。
二「この気持ちだけは伝えたかったんだ。じゃぁ」

ニノは自分の車を出して、家に帰っていった。

私はニノに抱き寄せられたときは頭の中は真っ白になっていたのに、なぜか今は冷静でいられる。
どうしてなんだろう・・・
私はニノに対してどんな感情を持っているんだろう。自分でもわからない。
そして私はどうすればいいのですか？
『付き合ってくれ』とは言ってなかったから気持ちだけを聞いておけばいいのか・・・
返事をするべきなのか・・・

夜、自分の部屋にもどり、ベットに寝っころび考えた
どうするべきなのか・・・・
っと考えてると携帯が鳴った。
見るとメールだった。誰だろうっとあけてみると潤くんからだった。
内容は
『今日は楽しかった？なんか迷子になっちゃってたね。今度からならないようにね。潤』
なんて優しい人なんだ潤くんは・・・確か花男の収録中では？
『うん、楽しかったよ。今度からは迷子にならないように気をつけますね。ってか今は花男の収録中なの？美亜』
っと私は送り返した。どんな返事が返ってくるんだろう。楽しみ♪
ニノのことは、気持ちだけど聞いておくことにしておこう。。。
っとメールが帰ってきた
『今は休憩中。だからメールしました。またこれからがんばってくるね。では　潤』
っと返ってきた。ならっと思い
『お疲れ様です。がんばって♥美亜』
なんとなくハートを付けてみた。。キモイ！？

明日は学校。。。
なんか言われるのかな。。。
言われたらどう答えようかな。。。。

～作者から～
ニノ！？告っちゃったよ。そんな思いだったのね。。。
さぁ、次の日は学校！友達の反応は？？
次は・・・火曜か水曜に更新予定。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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