美亜は年末年始を勉強ですごした。もうすぐセンター試験なので必死の勉強。もしかすると花より男子のエキストラにあたるかもっと思うと勉強はしておかないといけない。 最近は嵐のメンバーとも会っていない。というより会う暇がお互いない。 結局カウントダウンも行かず家で見た。いち視聴者として・・・・
そんな年明けの2007年1月4日。花より男子放送開始前日。 この日美亜の携帯がなった。 見たことの無い番号だったのでもしかするとっと思いながら電話にでた。
「もしもし。」 『藤原・・美亜さんですか?』 「はい、そうですが・・。」 『私、TB○のものですが、花より男子のエキストラに応募されましたよね?』 「はい・・・しました。もしかして・・・」 『はい。ご当選されました。』 「ほんとですか!?ありがとうございます。」
なんと応募していたエキストラにあった。うれしさと驚きで電話を切った後も放心状態だった。 これで潤くんを驚かせることができる♪それに小栗くんや井上真央ちゃんに会えるかもしれない!
撮影は明日。急すぎるけどめったに経験できないことだから別にいい。
美亜がエキストラと参加するのはF4ラウンジの場面。だから英徳の制服をきることができる。 あの制服を着ることができるとあって美亜は一人でもりあがっていた。 憧れの制服・・・早く明日になってほしいと思うばかりだった。
翌朝。 いつもより早く起きた。そして身支度をしていざ花男の撮影スタジオへ。 スタジオに入るとエキストラ専用の楽屋がありそこに通された。 そこで私たちはスタッフから今後のことについて説明があった。私たちエキストラはラウンジにあるテーブルに何人かづつ座って食事をすればいいということ。 周りの人と話をしてもOKと言われた。というよりそのほうがたぶん自然でいいんだろう。 ただし出演者がスタジオに入ってきたときに「きゃ〜」とか言うのはNG!
早速私たちはスタッフから手渡された制服に着替えた。私は着替えて鏡の前に立った。
“英徳の生徒だぁ☆”
制服を着れただけで少しテンションが上がってしまう。 そんな自分の姿に見とれているとスタッフからスタジオに入ってくださいっと指示がでた。
私はさっき言われたようにテーブルに座った。 そこで一緒になった子たちと一緒におしゃべりをしていると、F4&つくしちゃんが登場! 胸のなかで「きゃ〜」っと叫んでしまった。
潤くんもちゃんといてずっと見ていた。それからちょっと近くに来たときに「潤くん」っと呼んだが全然気がつかなかった。
ちょっと寂しい想いをしながら収録を行った。 しかしF4は皆カッコイイ。 パート1のときから比べるとずっとかっこよくなったのではないだろうか・・・
そんな感じで収録は順調に進んでいって、収録は終った。
「お疲れ様でした」
そのスタッフの声で皆は解散。
私は潤くんが近くに来たときもう一度
「じゅんくん!」
っと言ってみた。 すると潤くんは少しビックリな顔をしてこっちを見てきた。
作戦成功(?)
っと私の心の中では大満足であった。 そしてエキストラも楽屋に帰った時。携帯がなった。 潤くんからの電話だ。
私はすぐ楽屋をでて電話に出た。
「もしもし?」 『もしもし?美亜ちゃん?』 「うん、どうした?」 『どうしたじゃないでしょ?こっちがどうしたって言いたいよ!』 「ビックリしたでしょ?」 『ビックリするよ!なんで居るの?』 「そりゃぁ、エキストラに当ったからだよ〜」 『まぁ、そうだろうね・・・』 「あのときの潤くん面白かった☆」 『あのね、人で遊んじゃダメだよ』 「はいはい。」 『じゃぁ、せっかくだし楽屋に来る?』 「いいの?でもどうやって?」 『おれ、スタッフに言っておくよ。っというか迎えに行こうか?』 「ダメダメダメ!そんなの潤くんがきたらパニックになるでしょ!!」 『じゃ・・・マネージャーに行かすから来て。』 「うん、分かった。」 『じゃ、そこでまってて。』 「楽屋で?」 『うん。』 「分かった。」 『じゃね。』
私は潤くんの言われるように楽屋で私服に着替えて待っていた。 するとものの5分でマネージャーさんがやってきた。
「藤原美亜さんいますか?」 「はい!私です。」
私はマネージャーさんのあとについていった。そして潤くんの楽屋に案内された。
コンコン
「美亜です。」 『はい。』
私はドアを開けて楽屋に入った。するとそこにはF4みんながそろっていた。
「す、すごっ!」
思わず心の中で思っていたことが口から出てきてしまった。
潤「すごって・・・」
ちょっと苦笑いしながら潤くんは言った。
美亜「え、あ・・・こんにちは。」 潤「なに?緊張してんの?」 美亜「す、するよ!目の前にF3がいたら。」 潤『“F3”ってちょっと引っかかるんだけど・・・』 美亜「だ、だって何回も会ってると緊張感がなくなっちゃうよ・・・。」 小栗「美亜ちゃん、久しぶり。」 美亜「お、覚えてくださったんですか?」 小栗「覚えてるよ〜。」 美亜「あ、ありがとうございます。」 翔太「俺だって覚えてたよ。」 阿部「俺も!」 美亜「あ、ありがとうございます。」 小栗「大学受験なんだって?今年。」 美亜「はい!」 小栗「すごいね〜。」 美亜「すごくないですよ。」 小栗「そう?すごいと思うよ。」 美亜「ありがとうございます。あっ!撮影これからもがんばってくださいね。」 小栗「うん。」 潤「なぁ、俺もうちょっと仕事あるんだけど、待っててくれない。」 美亜「いいけど・・・どうしたの?」 潤「ちょっと帰りながらだけど話したいなっと・・それに送っていくよ。世の中物騒だしさ。」 美亜「う〜ん。分かった。あたしはどうしれないいの?」 潤「いっしょについてくれば?」 美亜「え・・けど・・」 翔太「俺らはいいけど・・。なぁ。旬。」 小栗「うん。」 潤「じゃ、一緒においで。」 美亜「うん、分かった。」
こうして私は潤くんを待つことに。
数時間後
「ごめん。まったよね。」
っと手を振りながらやってきた潤くん。
「相当待った。けど現場が楽しかったよ。」 「そう。よかった。じゃかえろっか・・・。」 「うん・・・。」
私は内申すこしドキドキしていた。なにを聞かれるのだろうと・・・
少し時間がたった後、
「美亜ちゃん・・。」
っと潤くんが口を開いた。
「ん?なに?」 「最近ニノのこととか気にならないと。」
潤くんの口からそんなことが出てくるとはビックリした。
「なに?いきなり・・・」 「いや・・なんか」 「今は付き合ってる人がいるの」 「えっ!?」
潤くんはすごくビックリしていた。それも当然だと思う・・
「ホントに?」 「うん・・・・」 「それって。。」 「違うよ・・ニノじゃない。」 「じゃ、だれ?」 「だ、誰でもいいじゃん。」 「じゃ、ニノのことは・・・・」 「うん。今はね。ニノがアタックしてこない限り・・・というか・・」 「どうしたの?」 「いや、なんでもない・・・」
潤くんはそれを聞いた後はしばらくだまっていた。驚いて頭の中がいっぱいになったのかな・・ みんなビックリするのも当然だけど・・・
私はそのまま家の近くまで送っていってもらい潤くんと別れた。 そして家に戻ると家の前で翔が美亜の帰りを待っていた。 美亜はビックリして翔のところへ駆け寄った。
********************ひと言******************** う〜ん。今回の作品はイマイチかな・・・ あんまり納得がいかないけどこれ以上はかけないって言うか・・・ 次回は美亜の恋に発展がある予定です。 ご期待ください!(4/2)
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