月日は流れ引越しをして、1ヶ月以上がたった。 4月からは予定通り進級でき3年生になった。 クラスにはまた理奈と千秋がいる。これでまた一緒卒業ができる。
変わったことといえば、私は毎日料理をするようになったことかな。 最初は慣れない手つきでいろいろな料理をした。 何回も失敗しながら料理を作った。もちろん失敗した料理もちゃんと食べた。 週1ぐらいの程度でお母さんがここに来てくれる。 様子を見に来てくれているのだ。だから週1はお母さんの料理が食べれている。 まともな料理を口にできているのだ。
嵐のメンバーも暇があるとここにやってきてくれている。 翔くんも舞台が終わりひと段落。しかしいまだに家庭教師はしてもらってない。 まだ翔くんは翔くんなりに忙しいみたいだ。 毎回「今夜はいくよ!」っといいながら「ごめん」の電話。 けどこれはしょうがないことだと私も分かっている。 人の手を・・しかもタダで翔くんは家庭教師をしてくれるのだからありがたいと思わなければならないだろう。 私は翔くんが家庭教師をしてくれる時をワクワクしながら待ち続けている。 きっと最初の授業はとても楽しいに違いない。
ニノはいまだにアメリカへ。いつ帰ってくるのかも不明。 毎日がんばっているニノに電話をする勇気もないのだ。 絶対帰ってきてくれたときは私は大喜びするだろう。私は自分で思う。 もう目に見えてしまっているのだ。
大ちゃんは大ちゃんなりに今は仕事、そしてプライベートを充実しているみたいだ。 仕事がない日は粘土細工をしているらしい。 いつか絵も書くのかな・・・・
松潤は今は舞台稽古の真っ最中。 もう完成に近くなっているはずだ。 今回も舞台を見においでよとのお誘いがあった。 なので今回もメンバー全員+私で見に行く予定。 なんと空を飛ぶワイヤーアクションなどがあるらしいのですごく楽しみだ。 監督はすごく厳しいとのこと。 そりゃ、世界の監督だもの。 がんばれ!潤くん!
最後に相葉ちゃんは・・・いつものように日々を送っている・・らしい。 最近にはドラマの話しも来たらしい。久々のドラマ。 私は家で見たいと思っている。 テレビの前で正座をして・・・。
そんな中私は勉強に励む毎日。絶対いい大学に行ってやる。 親を喜ばせてあげたい。 私は家に帰って勉強をしていると一本の電話が携帯に入った。 着信をみるとニノからだった。
「もしもし!ニノ?」 「あっ!美亜だ、久しぶり!」 「あっ!ってなによ!!ずっと電話くれなくって・・。」 「ゴメン。こっちはこっちで忙しかったんだって!」 「ふ〜ん。。。」 「元気してる?」 「してるよ〜」 「クラスはどうだい?また理奈ちゃんととかと一緒?」 「うん。またね。」 「じゃ、卒業も一緒だな・・。よかったな」 「よかったのかよく分かんないけど・・・っで今日はどうしたの?突然・・」 「えっとねぇ・・・」 「なに?」 「聞いて驚いたらダメだよ。」 「なんで?」 「何でって・・・どうしても!」 「ふ〜ん・・・っで何?」 「実は・・・明日、日本に帰ります!」 「マジで!」 「あっ!驚いた!」 「驚くよ!!本当に?」 「本当だよ!」 「じゃ、迎えに行く!!」 「それはダメだよ」 「なんで?」 「美亜は学校にいってる時間だもん。」 「そうなの?」 「うん、そうなの。」 「・・・」 「そんなに落ち込まなくても。」 「だって。。。」 「翔くんとかが迎えに来てくれるから大丈夫だよ。」 「分かった・・・。」 「っで夜なんか帰国パーティーって言ったら大げさだけど、そんなのをしてくれるらしくって・・・来る?」 「うん!行く!!!」 「じゃ、迎えに行くよ!」 「ホントに?」 「うん。」 「じゃ、家についいたらメールしてね!」 「うん、必ずするよ。」 「じゃ、待ってる。」 「うん。じゃこの辺で。」 「バイバイ」 「バイバイ」
やっとニノに会える!約1ヶ月ぶりにニノとは会う! 私はニノの恋人でもないけど、なんかすごくうれしかった。 幼なじみだからかな?
そして下校の時刻。
『さようなら〜』
美「じゃぁ、理奈バイバイ!」 理「ちょ、ちょ、ちょ!!」 美「なに?急いでるんだけど!!」 理「その急いでいる理由は?」 美「・・・内緒♪」 理「内緒って・・」 美「じゃね!」 理「ちょ、ちょっと!!」 千「どうしちゃったんだろうね、美亜」 理「私たちじゃわかんないよ・・・。」
私は走って家に帰った。早くニノに会いたい! ニノに会って今までのことをいっぱい話すんだ!
そして家に着くと私服に着替えて早速ニノにメールじゃなくて電話をした。
「ニノ?」 「おっ!もう帰ったのか。じゃ、迎えに行くよ!」 「うん待ってる!」
少しの会話・・・・ ニノがくるのがすごく楽しみだ・・・
けどなかなかこないニノ・・・私はすごく心配になった。。。 普通なら15分ぐらいで来れるはずなのにもう25分もたっている・・・ やっぱり嘘だったのかな・・・
そんなことを思っているとベルが鳴った
「は〜い!」 「オイ、美亜!」
ニノは怒ったような言い方で言ってきた。
「な、なに?」 「お前さぁ、いつの間に1人暮らしをしてんだよ!」 「あれ?知らなかった?」 「『知らなかった?』って・・・俺なんにも聞いて無いよ!」 「みんなに言ったと思ったんだけどねぇ・・・」 「聞いて無いです。」 「あっ!だから遅かったんだ!」 「そうなんです!」 「あははは(笑)ごめんなさぁい!」 「もういい。お前は連れて行かない。」 「ぎゃぁ〜!!!ごめんなさい!!!」 「連れて行って欲しい?」 「うん。」 「じゃ、行きましょうか。」
私たちは早速ニノの車に乗って、ある店に行った。 するともうみんなは集まっており、やっぱり私たちは最後だった。 なのでいつものように
翔「また、遅かったね。」 二「違う!俺は悪くないよ!だって美亜が引越ししてんだもん!」 翔「あれ、知らなかったの?」 二「皆知ってた?」 大・翔・雅・潤「「「「うん」」」」 二「マジでぇ!俺だけかよ!!!」 美「しかもみんな引越しの手伝いもしてくれたんだよ!」 二「はい〜?マジですか?」 潤「マジです!みんな楽しかったよなぁ!」 皆「うん!」 二「あ〜、みんなウザイ!!」 雅「美亜ちゃんも俺たちも悪気があってニノに教えてないことはないから!」 二「まぁ、そのくらいは分かるよ。」 翔「まぁ、話しはここまでにして早速なんか食べようよ!」 潤「美亜ちゃんは何がいい?」 美「・・・・グラタン」 潤「グラタン!?なんで!?」 美「いや〜たべたいなぁって今思って・・。」 潤「あ〜そうなんだ。まぁここにはグラタンあるからいいけど・・・」
っということで私はグラタンを頼むことに。 他のみんなはパスタやピザなどを頼んだ。
食事をしながら私たちは今までにいろんなことがあったのでそのことを話したり、ニノはアメリカでのことを話してくれた。 アメリカでは日本食は毎日食べており、逆に日本にいるほうが日本食を食べて無い気がするっと話していた。
そして翔くんが
「久しぶりに5人そろってうれしいな。。。」
っとつぶやいた。そう、5人そろうのは1ヶ月ぶりなのだ。 そんな時に私がいていいのかなってふと思った。 みんなといるとすごく楽しい。けど・・・いいのかな・・・。
私はお邪魔かなっと思ったので家に帰ることにした。
美「ごめん。ちょっと用事があるから帰るね。」 二「用事ってなんだよ、こんなときに!」 美「えっ!え〜っとね・・・デート。」 翔「えぇ!」 潤「なんでそこで翔くんがものすごく驚くの!?」 翔「え・・・あ・・・いや。。彼氏いるんだって思って・・・。」 雅「そりゃぁ〜お年頃だからいるでしょ・・。」 大「まぁね・・・。」 美「ってことでまたね!バイバイ」
そういって私は店を出た。 その姿をみたニノは 「ちょっと、ゴメン。」 そういってニノも店を出た。そして美亜を見つけると
「美亜!」
そういって美亜を呼び止めた。
「お前、嘘ついてるだろ。」 「え、なんのこと?」 「お前、ここにいちゃダメだって思って嘘ついたんだろう?」 「なんでそんなことをいうのよ。私はこれからデートなの!」 「誰なんだよ。」 「ニノには関係ないでしょ!」 「お前が気を付けってるんだったら俺はゆるさねぇ。」 「なんでよ!」 「気を付けって欲しくない!」 「・・・・・」 「こんなことでは気を使って欲しくないよ。」 「でも久しぶりでしょ、5人そろうの。私なんか・・・」 「それが嫌なんだよ。だから早く来いよ。」 「嫌!」 「美亜!」 「嫌!」 「・・・しょうがないな・・。」
そういってニノは私を後ろから抱きしめた。
「会いたかったよ。」
その言葉はすごく優しい声になっていった。
「私も・・・会いたかったよ。」 「なぁ・・・俺たち付き合わないか?」 「・・・それはダメ。」 「なんで?俺たちうまくやっていけると思うよ。」
私はニノの手を離した。 そして2人は向き合って話しをした。
「私はニノとやっていけないと思う。」 「どうして?」 「私がニノを嫌いになりそうだから。」 「どういうこと?」 「またいうのも嫌だけど、ニノはちょっと私のことを思いすぎ。」 「そうかな?」 「うん、だから、私は絶対ニノとは結婚もできない。」 「もし、俺が変わったら?」 「そのときは考える。」 「そっか・・・」 「うん。。。ごめん」 「ううん。慣れてるよ、美亜にいわれるの。」 「じゃ、楽しんでね。」 「うん。」
私は近くの駅に向かって歩いていった。そして家へ戻った。
=作者から= おいおい。またまた変な終り方だよ^^; ごめんなさい!!けどしょうがないんです!!! ってことでニノとハッピーエンドになることは無くなった・・・かな((笑 次回をどんなお話しにするかはまだ検討中・・・ おたのしみに♪
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