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いつかの夢のように 作者:あんな

第25回   スタート
最近はニノはアメリカに行き映画の撮影、翔くんは舞台稽古、潤くんは映画の撮影・・・
あまり嵐のメンバー全員と会うことが少なくなってきた・・・。
すごく寂しい・・・。
前まではみんなで遊んだりしてたのに・・・。

そんな今日この頃・・・今日は翔くんの舞台を相葉ちゃんと一緒に見に行く予定。
もちろんニノ以外の大ちゃんと潤くんも仕事の合間をぬって見に来るらしい。
久しぶりに会える・・
私はすごくうきうきしながら相葉ちゃんが来るのを待っていた。

ピンポ〜ン

相葉ちゃんだ!

「美亜ちゃ〜ん!」

うん?相葉ちゃんの声じゃない・・
慌てて玄関に行くと松潤と相葉ちゃんがいた

美「な〜んだ、潤くんも一緒来ていたんだ!」
潤「『な〜んだ』ってどういう意味だよ!」
美「な・・なんでもない・・。」
雅「・・・み、美亜ちゃん?」
美「なに?」
雅「早くしないと・・」
美「ま、マジで!」
潤「じゃ、行こうか!」

運転はどっちがするのかなぁって思ったら。相葉ちゃんの車だったみたいで、相葉ちゃんが運転していた。
車の中では・・・なんの曲なんだろう・・。私じゃぁ分からない曲だった・・・。

雅「ついたよ」

青山劇場・・大きい会場だなぁ・・。
今回はあまり早くいかなかったのでファンの子がたくさんきていた。

潤「もう、会場に入っとく?」
雅「そうしようよ。」
美「あ、ごめん。私翔くんのところに行かなきゃ。用事があるから・・。」
雅「っそ、分かった。あとでおいで。」
美「うん、じゃ、あとで!」

私は翔くんに電話をし、関係者のところに特別に入れてもらい楽屋に行った。

「翔くん」
「美亜ちゃん、いらっしゃい。」
「今日はおめでとうございます。」
「あ、ありがとうございます。」
「がんばってね。」
「うん。あ、家庭教師は舞台が終ったらするからね。」
「覚えててくれたの!?」
「当たり前じゃん!」
「ありがとう・・。」
「引越しのときも手伝うよ!」
「ありがとう・・。」
「じゃ、俺そろそろ本番だから!」
「あっ!ホントだ!」
「美亜ちゃんも早く席に行ったほうがいいよ。」
「うん!じゃがんばってね!」

私は楽屋を出て自分の席に向かった。
私は相葉ちゃんの隣に座った。相葉ちゃんの隣には松潤、そのとなりには大ちゃんがいるはずだがいなかった。
たぶん仕事でこれなかったのかな・・・

そして公演がスタート。公演がスタートしても大ちゃんはいなかった。
仕事の都合でこれなくなったのかなっと思う。
公演自体は翔くんはかっこよかった。ミュージカル隊長としてがんばっていた。
キスシーンとかがあってちょっと引いたけど、内容自体はいい内容じゃないかなって思う。

公演が終った後私たちは用事があるためそのまま家に帰った。
なので私は翔くんにメールを打っておいた。

『今日は翔くんかっこ良かったよ!さすがだね!ミュージカル隊長!これからもがんばれぇ! 美亜』

『ありがとう。これからもがんばるよ^^v 翔』




この後の月日がたつのはあっという間だった。
3月の下旬には終業式を行い、そのあと理奈と千秋は予定通りKAT−TUNのコンサートへ行った。
そのときは2人ともすごいテンションで特に理奈がテンションがすごく上がりすぎていたみたい。
メンバーが来ると「キャーキャー」言ってたみたい。


そして4月初旬
私は引越しの準備に追われていた。
引越しの準備にはお母さんや隆史が手伝ってくれた。
ダンボールに私物を入れていった。すると昔の懐かしい写真が出てきて、3人で大笑いもした。



数日後
翔くんからメールが入った。

『みんなで引越しの手伝いをするよ。それがみんな同じ日お休みをもらってるから・・・翔』

とのことだった。

『ありがとう。じゃぁお待ちしています。 美亜』

珍しい休みの日なのにわざわざ私のために集まってくれるメンバー。
ニノはまだアメリカにいるので当然こないが、他のメンバーが一緒ならすごくうれしい。



そして引越し当日

私は早起きをし、みんなを待った。すると

ピ〜ンポ〜ン

玄関のチャイムが鳴った。時計をみると朝の9時。結構早い時間なのでビックリした。

「は〜い」

私は玄関に向かった。
ドアを開けるとニノ以外の4人がいた。

雅「美亜ちゃん!」
美「何!?」
雅「せ〜の!」
大・翔・雅・潤「「「「進級おめでとう」」」」
美「ありがと〜。けど、『進級おめでとう』ってどうなの?」
潤「いいの、いいの。そんなこと気にするなって!めでたいんだからさっ!」
美「とにかくありがとう。じゃぁあがって。」
大・翔・雅・潤「「「「おじゃましま〜す」」」」

とりあえずみんなを私の部屋に連れて行った。そこでみんなは早速働いてくれた。
部屋にあるものを全部トラックに運んでくれた。
そのあとなにもなくなった部屋でみんなで話しをした。

翔「なにもなくなっちゃったね。」
大「本当になんにもないよ・・・」
美「まぁ引越しするからね・・・。」
翔「なぁなぁ。俺らがであったのってなんでたっけ?」
雅「ニノが確か・・・仕事場に連れて来たんじゃなかったかな?」
翔「そうそう。そうだった!あのときはビックリしたよね。」
潤「俺、ニノに彼女ができたのかと思ったもん。」
翔「俺も、『うわっ!すげぇ!!』って思った。」
大「いきなり楽屋にいるからビックリだよね。」
美「私だってビックリしたよ。だってすれてこられたら嵐メンバーがいるんだもん・・・。」
雅「あの時、なんで仕事についてきたの?」
美「だって、ニノが初めて連れて行ってくれるっていってくれたから・・。」
雅「そうだったんだ・・・。」
大「連れて行ってあげた本人はここにいないと・・・。」
全員「「「「「・・・・・・・」」」」」
潤「うわっ!しらけた!!」
翔「リーダーぁしらけたよ・・。」
大「そうだね・・・。」
翔「そうだねって!!なんか話題を変えてよ!」
大「ん〜っとねぇ・・・。じゃぁ、次の新居にいきますか?」
雅「え!?そうくるの!?」
大「いいじゃん!あっちでも話せるしさっ!」
美「みんなありがとうね。」
潤「いいえ。じゃ、いこう!誰の車に乗る?リーダーと美亜ちゃんは?」
大「俺、翔くん。」
翔「え〜、リーダー来るのぉ?」
大「なんなんだよ!いけないのかよ!」
翔「うん♪」
大「・・・・!?」
翔「うそだって・・・」
潤「美亜ちゃんはどうする?」
美「え〜、じゃぁね・・・潤くんのに乗る!」
雅「しょ〜くん♪」
翔「なんだよ!気持ち悪いな!!」
雅「俺も車で来てないから乗せてね♪」
翔「え!?マジで・・・分かりました。」
潤「美亜ちゃんが俺の車に乗るんだから、俺から出るよ?」
翔「うん。」
潤「じゃ、美亜ちゃん乗って!」
美「うん。」
雅「俺、助手席に座ろっと!」
翔「え〜、マジでぇ!!!」

相葉ちゃんは翔くんの車に乗って私の新居に向かった。
私は潤くんの車に乗り込んだ。
車の中では私は後部座席に座り外の景色を眺めていた。
無限に広がる青空・・・なんてきれいなんだろう



数十分後
新しい住居についた。
学校からは近く、学生向けのアパートのため、1人暮らしでも安心できる。

とりあえず不動産屋に行き、部屋の鍵ともらった後、部屋に入った。

雅「なかなかいいところだね〜。」
美「そうでしょ♪」
雅「あ〜、俺ここに住もうかな・・。」
潤「な、なに言ってんの?」
雅「ごめん、ごめん。冗談だよ・・冗談・・・。」

そのあとみんなはすごく働いてくれた。
引越し屋さんから荷物を受け取ると中身を取り出し、所定の位置に飾ってくれた。
私はみんなに「どこ?」っと聞かれるのでどこにおけばいいのか指示を言うだけで精一杯だった。



数時間後

「できた〜!」
翔くんが疲れたような声で言った。
みんなも「あ〜終ったよ。」っといいながら床に座り込んだ。
大ちゃんは本当に疲れたような顔をしていた。

美「みんな、お疲れ様!ありがとうね!助かったよ。」
雅「美亜ちゃんのためなら働いてあげるよ☆」
美「あ、ありがとう。」
潤「じゃ〜・・今日は引っ越し祝いとして・・・なんか食べに行く?」
美「私そんなお金ないよ。」
潤「そのくらいのお金ならおごるよ。」
大「ほんとだよ。」
美「ありがとう!」
翔「どこへ食べに行く?」

・・・・・(シ〜ン)
なんだこの空気は・・・
すると突然相葉ちゃんが「ここで!」っと言った。

美「ここでって?」
雅「ここでお祝いパーティしようよ!」
翔「そうだね!」
美「ちょ、ちょ、ちょっと待った!!」
翔「なに?」
美「誰が作るの?」
大・潤・雅・翔「「「「美亜ちゃん」」」」
美「わ、私!?」
潤「大丈夫だって!俺も手伝うからさっ!」
美「え〜・・本当に何も作れないよ・・・。」
大「けど、これから作れないといけなくない?」
美「あ・・・。」
潤「だから俺らが教えてあげるし、手伝うからさっ!じゃ、俺らで材料を買いに行こうぜっ!」
翔「じゃ、美亜ちゃん、ちょっと待っててね。」

バダン

みんなは買出しに行ってしまった。誰もいなくなって静かになったな・・・。
私はとりあえず、テレビをつけた。
今頃ニノは何をしてるのかな・・・・。



数分後
みんなは帰ってきた。食材はカレーを作る材料だった。
カレーなら作れるっと思い、私はキッチンに立った。
みんなにはテレビでも見てもらって待ってもらうことに。

久しぶりに料理をした。調理自習以来?
たまねぎを切っているとやっぱり目が痛くなり涙が・・・・。
そんなことは気にせず私は料理をした。

数分後には完成し、カレーをメンバーは食べて「うまい!」っと言ってくれた。
久しぶりに作ったわりにはよくできた!っと自分で思ってしまった。

そのあとはメンバーも家に帰り、また私1人になってしまった。
明日からは1人で何もかもしないといけないんだなって思うと・・・ハァ〜
けどこの道を選んだのは自分。
私はベットの中に入って眠りについた。


〜作者から〜
時間をかけたわりにはあんまりできがよくないですよね。
やっぱり続けて書かないといけないですね。
よ〜し!最終回に向けてどんどん書き続けるぞ!

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Novel Editor by BS CGI Rental
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