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いつかの夢のように 作者:あんな

第24回   再び・・・・
潤くんと一緒に行ったKAT−TUNのコンサート。
私は行くとは思ってなかったのですごく内心はビックリした。
そして、理奈や千秋より早くいくとは思ってもいなかった。
実際行くとファンの子がすごかった。熱狂的なファンの子がすごく多かった。
コンサート自体はすごく楽しかった。KAT−TUNのコンサートは嵐とまた違ったコンサートだったからすごく楽しかった。
コンサート以外ですごく驚いたのは楽屋にわざわざ行き一緒におしゃべりをし、そして番号の交換までしたことだ。
嵐以外の人とはかかわりはないと思っていたが、まさかこういう形でかかわりを持つとは思ってもいなかった。



コンサートが終った次の日。朝目が覚め、いつものように携帯をあけると翔くんからメールが入っていた。

『おはよう。朝早くにごめんね。舞台のチケットはあるよ。けど理奈ちゃんたちの分はないんだ。ごめん。 翔』

っとメールが入っていた。さすがに私の分はあっても理奈たちのはないと思っていたのでそれほど衝撃はなかった。

『だよね。わかった。ありがとうね。私の分だけでも取っておいてくれたんだ。本当にありがとう。他のメンバーも一緒?美亜』
『うん。一緒だよ。一緒っていうか同じところん固まってる。 ごめん。俺これから稽古だから!バイバイ♪ 翔』
『本当にありがとうね。バイバイ♪ 美亜』



メールを打った後リビングに行き朝食を食べた。そのあと制服に着替えて弟と一緒に家を出た。

「なぁ、ねぇちゃん」
「なに?」
「ねぇちゃんって・・・彼氏いるの?」
「い、いないよ!」
「マジで!?」
「マジ・・・。」
「そうだったんだ・・・。」
「どうしたの?あんたこそいるの?彼女。」
「居ないけど好きな人はいるよ・・・。」
「好きな人いるのぉ!?」
「ねぇちゃん、いないでしょ・・・。」
「・・ばれた・・。気になる人はいるけど・・」
「え!?だれだれ?同級生?」
「ちがつ!」
「じゃぁ、・・・大人の人?」
「・・うん。大人だね・・。」
「分かった!ニノ?」
「んなわけないじゃん!ニノとは幼なじみだし・・。」
「けどいまどきは幼なじみから恋愛にいく場合もあるんだよ!」
「まぁね・・・。」

なにを聞き出すんだって思う。登校中に弟とこんな話しをするなんて・・・
弟と私はわかれ私は学校に向かった。

学校へ行く途中、携帯がなった。メールのようだ。誰からかなぁっと思いメールを開くと驚くことにKAT−TUNの田口くんからだった。

『早速メールをしてみました。昨日はどうでしたか?俺らのこと好きになってくれましたか?また遊びにきてね。 淳之介』

思ってもいなかったのですごく頭の中はパニック状態。本当にメールが来るとは思ってなかったから。
ちょっと放心状態になりながら学校へ向かった。
私は学校に着くと自分の教室に入ってイスに座り、そこでも放心状態。
そこに理奈と千秋がやってきた。

理「美亜どうしたの?」
美「・・・!?」
理「大丈夫?」
美「う、うん。大丈夫・・。」
千「何かあったの?」
美「いいや・・何もないよ・・。」
千「そんなことはないと思うんだけどなぁ・・・。」
美「なにもないって!」
理「ならいいけどね・・・。あっ!そうだ、翔くんの舞台どうだった?」
美「そうそう、ごめん、ないみたいだよ。」
理「だよね、ううん。いいよ。ありがとうね。」
美「いや〜、何もしてないよ!」
千「聞いてくれただけでありがたいよ。」
美「そういってくれたらうれしいよ。」
千「まぁ、いいや。」

ちょっと残念そうな顔をしていた2人・・・。2人には申し訳ないけど、私は翔くんの舞台を見に行きます。
自分だけチケットがあるんだとは言えないし・・。

その後ホームルームが終わり授業が始まった。
1時間目が終ると朝、田口くんからもらったメールの返事を打った。

『メールありがとうございます。正直ビックリしました。あと昨日は楽しかったです。ありがとうございました。またいつか潤くんと一緒にでも遊びに行かせてもらいます。お仕事、がんばってください 美亜』

っと返事を打っておいた。するといつの間にいたのか知らないが横から理奈が横から

「誰にメールしてるの?」

っと聞いてきた。私はビックリした。

「誰でもいいじゃん。」
「“昨日は楽しかったです”って誰なのよ?嵐じゃないよね?」
「嵐のメンバーじゃないね・・・。」
「誰なのよ?」
「いいじゃん。誰でも!」

そういいながら私は理奈から逃げた。田口くんからとは言えないもん。



学校が終わり家に帰った。今日は金曜日なので明日、明後日は学校もお休み。少し楽になる。
しかし今週はいろんなことがあった。驚きの1週間だった。



次の日
私は朝起きてリビングに降りるとなぜかソファーに隆史、お母さん、そして相葉ちゃんが楽しそうに話をしていた。

「あっ!美亜ちゃん、おはよ。」
「『おはよ』ってなんで相葉ちゃんが私の家族になじみこんでるの!?」
「いいじゃん。」
「いいじゃん、じゃぁないよ!ってかなんでいるの?ここに?」
「なんとなく?」
「なんとなくって・・・今日仕事は?」
「ある」
「あ、あるの!?じゃぁ行かないと!」
「仕事に連れて行ってあげようと思って!」
「マジで!?」
「うん、マジで」
「それならそれと言ってよ。」
「いいじゃん。まぁそれより早く朝ごはん食べて!行くよ。」
「すごい勝手だね・・。後何分で食べればいいの?」
「1時間後には行くよ。」
「あ、そんなに時間あるんだ。ってかいつからいたの?」
「う〜ん・・・1時間前ぐらいから?」
「早っ!それならお母さん起こしてくれればいいのに!」
「だって気持ちよさそうに寝てるんだもん。」
「『〜だもん』って母さんが言うことじゃないよ・・・」
「いいの(ハート)」
「最後のハートはいらない!」
「美亜ちゃん、早くしないと時間がなくなるよ!」
「あ、はい!」

私は急いで朝食を食べ、髪をセットして、服を着替えた。急いで選んだのでイマイチな格好・・・
まぁいいや・・・。

仕事に連れて行ってあげるよっと言われて付いてきたもののどこに連れて行かれるのかイマイチ分からない・・・

「仕事ってなんの仕事?」
「うん?ラジオ・・・。」
「へぇ〜・・・。」
「嫌?」
「ううん。そんなわけないじゃん!」
「よかった。」

文化放送に車を走らせる相葉ちゃん。私はその運転姿を横目に見ていた。

文化放送について私は相葉ちゃんの傍を歩いた。

「これをつけて」

いつのもように関係者の名札を渡された。それを首にさげ私は中に入っていった。

そしてスタジオへ。するとスタッフがいた。そこで相葉ちゃんはスタッフと打ち合わせ。
私は関係がないのでちょっと離れた場所に座って、相葉ちゃんが終るのを待っていた。
そして収録がスタート。いつもマネージャーさんと一緒に収録するが今日はお休み。
相葉ちゃん1人でトークを進めて行った。

―1時間後

「どうだった?」
収録を終えた相葉ちゃんが言ってきた。
「なんかよくわかんなかったよ、難しすぎて・・。」
「だよね・・・。ごめんね、楽しくなかったでしょ?」
「ううん、いい体験になったよ!ありがとう。」

それから私たちは車に乗り近くのファミレスに入った。

「何が食べたい?」
「え〜、じゃ、ハンバーグにしようかな?」
「じゃ俺も一緒で言いや!」
「あっ!あと・・・パフェ・・・。」
「いいよ。」
「ホントに!?」
「うん。」
「ありがとう!」

最近パフェを食べてなかったのですごく欲しかったので頼んだ。

食事のときには相葉ちゃんとメンバーのことをいっぱい話した。
相葉ちゃんは「リーダーはねぇ・・・」「翔くんはねぇ〜・・・」っと1人1人楽しそうに話してくれた。
すごく楽しかった。そんなか私の携帯が鳴った。メールだった。名前を見ると田口くんからだった。

『いきなりして本当にごめんね。ビックリさせちゃったね。コンサート楽しかったんだ。よかった。ホッとしたよ。 うん、いつでも松本くんと一緒に遊びにおいで!そのときはよろしく^^vこれからもよろしくね。ところで・・・今どこにいる? 淳之介』

ど、どこにいる!?私はビックリして顔に出てしまい相葉ちゃんから「どうしたの?」っと言われてしまった。

「どうしたの?大丈夫?」
「ううん・・・。」
「誰からだったの?」
「と、友達・・。」
「ふ〜ん・・・。」

どこにいるのっと聞かれたら・・・まぁ答えるしかない・・。

『今ですか?今はファミレスの中にいますけど・・・・ 美亜』

っと返信。するとすぐ

『やっぱりね。相葉くんも一緒でしょ?ちょっとこの店の中をうろついてみて。 淳之介』

「ちょっと相葉ちゃん、待ってて。」

そういって私は席を立った。そして店の中をグルグル・・・。すると

「美亜ちゃん!」

呼ばれたほうを見るとやっぱり、田口くんがそこにはいた。しかも田口くんだけではなかった。メンバー皆いた。
田口くんの周りをみるとカメラ・・・あ〜、なにかの収録か・・・。

美亜「ど、どうしてここにいるんですか?」
田口「収録でここにきてて、さっき相葉くんと一緒に入ってくる美亜ちゃんを見つけたんだ。」
美亜「そうだったんですか。あ、みなさん、この前はありがとうございました。」
亀梨・赤西・田口・田中・上田・中丸「「「「「「いいえ」」」」」」
亀梨「相葉くんも一緒なんだよね?」
美亜「はい。」
田中「付き合ってるの?」
美亜「そんなわけないじゃないですか!」
赤西「よかった。」
美亜「よかった?」
赤西「ううん、なんでもない?」
美亜「あ、ちょっと待っててくださいね。」

私はそういってみんなの前から消えて相葉ちゃんのところに行った。

「どこに行ってたの?パフェ溶けちゃうよ。」
「ごめん、じゃ食べてちょっと付いてきてもらいたいところがあるの。」
「どこ?」
「秘密。」
「まぁいいや。早く食べたら。」
「うん。」

私は少し急いで食べた。そして相葉ちゃんの手を引いてKAT−TUNのみんなのところに連れて行った。

相葉「なんでここにいるの?」
KAT−TUN「「「「「「こんにちわぁ」」」」」」」
赤西「今日、ここで収録で、たまたまここに入ってくる美亜ちゃんと相葉くんを見かけて・・・。」
相葉「ってかさぁ、なんで美亜ちゃんのこと知ってるの?」
亀梨「なんででしょうね。」
相葉「おい、ちょっと待てよ・・・。」
田口「知り合ったんです。」
相葉「どこで?」
田中「コンサートで・・・」
相葉「はい?」
美亜「あのね、この前潤くんといっしょKAT−TUNのコンサート行ったの。」
相葉「あ〜そうだったの。ってかなんで!?」
美亜「潤くんに誘われて・・・。」
相葉「そうだったんだ・・やっと状況をつかめたよ。」
亀梨「相葉くんは仕事だったんですか?」
相葉「うん、今終って食事を食べてたところ。」
亀梨「そうだったんですか。じゃすみませんが俺ら仕事がありますんで・・。」
相葉「おう!がんばれよ!」
KAT−TUN「「「「「「「はい!」」」」」」
相葉「じゃあな!」
KAT−TUN「「「「「「さようなら。」」」」」」
田口「美亜ちゃん!」
美亜「何?」
田口「バイバイ。」
美亜「バイバイ♪」

私と相葉ちゃんはそのまま店を出て私の家に向かった。
相葉ちゃんは車の中で「マジビビッタよぉ〜」っといいながら運転していた。

家に着くと相葉ちゃんは

「じゃ、明日迎えに来るから。」
「明日!?」
「いや、翔くんの舞台見に行くんでしょ?」
「あっ!明日なの?」
「うん。」
「そうなんだ・・・」
「どうせニノもいないから行くの1人でしょ?」
「うん。」
「だから連れて行ってあげるよ。またメールする。」
「分かった。ありがとうね。」
「じゃぁね。」
「バイバイ」

相葉ちゃんは車に乗り帰っていった。
すっかり忘れていた翔くんの舞台。いけない、いけない・・・。
もうそんな時期なんだ。

私は家に入った。


=作者から=
終り方、またビミョ〜・・・
なんか急いでたからまたビミョ〜になっちゃいましたよ・・・。
ごめんなさいね・・・
ってかさぁ、何話まで続くのって感じですよね・・・
どんどん書いちゃいますから!おたのしみに!

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Novel Editor by BS CGI Rental
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