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いつかの夢のように 作者:あんな

第21回   2006×お年玉/嵐=3104
相葉ちゃんと翔くんに連れられてきたこの店。目の前にはニノがいる。
どうしたらいいのだろう。あっちはまだ私のことに気がついていない。
たぶん私たちを待っているのだろう。

「謝りなよ。」

翔くんが優しく言ってくれた。

「そのために・・・翔くんが?」
「そうだよ、仲直りしてほしいもん。」

翔くんはなんてやさしいのだろう。
相葉ちゃんも私を見つめ

「大丈夫。」

そういってくれた。私たちはニノのもとへ行った。


「ニ〜ノ!」
「おっ!相葉ちゃん・・・美亜・・」

ニノは少し驚いた顔をしていた。

翔「さぁ〜じゃ、俺らはこの辺で!」
二「この辺でって!翔くんとか何の食べてないじゃん!」
翔「いいの。じゃぁね!」

そういって翔くんと相葉ちゃんは帰っていった。

ここからはニノと2人っきりだった。すごく気まずかった。
何から話せばいいのか分からず私は黙っていた。すると

「ごめん!」

ニノは口を開いた。

「俺さぁ、美亜のこと本当に好きなんだよ。けどやりすぎたね。」
「ううん。私こそ悪いよ。ゴメン。」
「美亜は謝らないで!なぁ、俺ら“幼なじみ”に戻れる?」
「もちろん!幼なじみだけど・・・」
「俺は幼なじみで十分。俺これから気をつけるよ。」
「ニノ・・・」
「よろしくなっ!美亜!」
「うん!」

私たちは翔くんたちの手を借りて仲直りをした。
幼なじみ、それで十分。






「お〜い!早くしろよ!!」
「ゴメン!!待って!!」

今日は大ちゃんのライブの日。ニノと一緒に行く予定。っというよりもう玄関にはニノが待っている。

「ゴメン!お待たせ!」
「遅い!」
「だからゴメンってば!!」
「さっさと行くよ。」
「はいはい・・・。」

昨日は相葉ちゃんが大ちゃんのライブに1人で行ったみたいだ。今日は他のメンバーが行く。
他の2人とは現地集合。
今回も翔くんのときと同じように早めに行くことに。
大ちゃんのライブはどんな感じなんだろう。
すごくワクワクしていた。

翔「ニノ〜!美亜ちゃ〜ん!」
二「お〜!翔くん!」
潤「2人とも遅くない?」
二「こいつが悪いんだぞ!また遅くなりやがってよ!」
美「だ、だって起きたのが行く10分前だったんだもん!」
二「寝坊しやがってさ・・・」
翔「俺、美亜ちゃんなら許せる♪」
潤「俺も。」
二「えぇ〜!!」
美「2人ともありがとう♪」
潤・翔「「いいよ♪」」
二「まぁ、いいや・・・リーダーのところに行こうよ。」
美「そうだね」
潤「リーダー、緊張してんなかな?」
翔「してんじゃない?」
潤「どうだろうねぇ・・・」

そういって私たちは大ちゃんの楽屋に行った。

美「リーダー♪」
大「あ、美亜ちゃん♪」
二「リーダー♪」
大「ニノ〜♪」
翔「ちょっとさとしくん、気持ち悪い・・・。」
美「・・・大ちゃんだけじゃなくてニノも・・・・」
潤「だよね・・・・」
翔「あっ!今日の意気込みをどうぞ!」
大「疲れた・・・」
翔「つ、疲れた!?どういう意味?」
大「昨日さぁ、10日ぶりぐらいにコンサートしたじゃん。そしたらさぁ、全身が筋肉痛になっちゃって・・・」
美「ぜ、全身なったの?」
大「そうなんだよ。全身・・・・」
潤「ドンマイだね・・・・」
翔「ホント・・・・」
大「あ、俺もうそろそろリハしないと・・・」
二「そっか・・・。」
潤「じゃ、俺らここに居ていい?」
大「もちろん♪」
翔「じゃ、ちょっと待ってようよ。」
 「「「うん」」」
大「じゃ、俺いくね。」

そういって大ちゃんは楽屋を出て行った。
私は大ちゃんにお願いがあったので楽屋を出ていった。

「大ちゃん!」

私は叫んだ。すると大ちゃんは驚いた顔をしてこっちをみた。

「そっちにいっていい?」

そう、私のお願いはリハを見に行きたかったのだ。

「そっちって?」
「リハしてるところみたいなって思って。」
「いいよ。おいで!」
「うん」

私は大ちゃんのところに駆け寄った。
そして一緒に会場に入った。

リハを見ていると本番の時次はなにをするかって分かってしまう。
けど私はリハーサルが見たかった。
私は舞台裏を見るのは大好きである。翔くんのときも一緒に名古屋まで着いていってみたし・・・

私は観客席にイスを持ってきて座ってみていた。
ボ〜っとしてみていた。
いいな・・・自分のステージがあって・・・

そうこうしているうちにもう1時間が過ぎていた。
大ちゃんはまだリハーサルをしていた。




美亜は気がつかなかったが、会場の隅には美亜のことが気になりで美亜の姿を見ていた翔がいた・・・





時間は経ちもう大ちゃんのソロライブの本番が近づいていた。
私たちは4人は自分の指定場所についた。

「俺、初めてだよ。メンバーのコンサート見るの!」

翔くんが言った。

潤「そりゃぁそうでしょ!だって最近まで自分がしてたんでしょ!?」
二「自分しかしてなかったのに『俺他のメンバーのコンサート見るの2回目だぁ!』とか言ってたら怖いよ。」
美「そ、そうだね・・」
翔「確かに・・・・」

そうしているうちに、本番が始まった。

大ちゃんのライブは翔くんのライブと違っていた。
最初はエアーギターから始まった。なんとも大ちゃんらしい・・・かも・・。
途中では『One』のときの相葉ちゃん、松潤、ニノ、翔くんのソロのときの映像がながれてそれに合わせて衣装もそっくりにして歌うし「俺たちのソング」も、もちろん熱唱していた大ちゃん。
「俺たちのソング」作りのエピソードも面白く話してくれた。
翔くんと大ちゃんの進行表を見て自分は9曲翔くんは20曲ぐらいうまっていたらしい。
そしてどうしようっと大ちゃんが悩んでいると「一緒に作らない?」っと翔くんからのお誘い。
その夜に徹夜で考えた末に3行しか書けなかったと。
そのあと翔くんに「書いてきたよ!」っといい翔くんにみせると「これだけ?」っという反応。
そして翔くんは机に向かい短時間で英語も混じりスラスラ〜っと詩を書き上げたっという話しをしてくれた。

そのときの翔くんは笑いながら聞いていた。

その他に「幕末バンブー」とシーンを再現したりとすごく迫力のあるコンサートになっていた。

MCにはもちろん相葉ちゃん以外のほかのメンバーも出た。

そこにはゲームをしながら出てくるニノ・・・
こらこら・・・

そして潤くんが「この夏もこの5人で・・・」
っと言った。

夏コンは確実ですね・・・


そして時間は過ぎコンサートも終った。


美「あ〜、楽しかった♪」
翔「ホントだよね。楽しかったね。」
潤「けどさぁ、夏コンの時の映像を流してさぁ、俺たちの真似をしてたのは・・・・しかもなんだよ、俺のときさぁ・・あの頭・・。」
翔「松本さん、怒らない、怒らない。」
美「たぶん、今の潤くんの髪型を意識したんだよ。きっと・・・」
潤「そうかなぁ・・・・」
二「けど幕末の時はかっこよかったよ。リーダー!」
美「だよね・・・。」
翔「リーダーのところ、行く?」
美「前、翔くんのとき行ったんだから行こうよ。」
翔「あ、あの時はありがとうございます。」
美「いえいえ・・」
潤「じゃ、さっさと行こう!」

そういうことでリーダーの元へ4人は行った。

「リーダーお疲れ様」

振り向いた大ちゃんは疲れている顔をした。

美「り、リーダー大丈夫?」
大「全然!大丈夫だよ!元気もりもり!!」

なにか無理をしているように感じた。
大ちゃんは「あ〜けど疲れたわ・・・」っとポロっと口にした。
タオルで汗を拭きながら4人でいろんな話しをした。
もう次はラストだね〜とか・・・

「みんなでスケートに行かない?」

いきなり潤くんが言い出した。
皆の顔は「いきなりなに!!」って感じの顔をしていた。

翔「いきなりどうしたの?」
潤「いや〜、滑りたいなぁって思って。」
美「いつ?」
潤「美亜ちゃんが休みの日が良くない?」
美「あ〜・・・あっ!今度の火曜日学校休みだ!」
潤「俺もオフだ。他は?」
二「俺仕事〜!」
大「俺も・・・」
翔「俺は大丈夫。」
潤「相葉ちゃんはどうだろう。」
美「今聞いてみる。」

私は電話をかけて確認した。
「スケートをすべりに行かない?火曜日。」
そういうと「美亜ちゃんと2人?」っとの答え。

んなわけないじゃん。

「潤くんと翔くんがいるよ」
そういと・・

「翔くんと潤くんがいるんだぁ!残念。けど美亜ちゃんが居るからいく!」

そういうことで私たちは火曜日スケートに行くことにした。


=作者から=
え〜、今回は字の変換ミスがないように気をつけました。
なぜにスケートって思いませんか?自分でもなんでスケートをすべりに行くか・・・

それと大ちゃんのコンサートでの「俺たちのソング」作りでのエピソードは本当の話です。これは・・・本当ですから!信じてください!

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Novel Editor by BS CGI Rental
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