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いつかの夢のように 作者:あんな

第2回   2
ニノは突然我が家にやってきた。
いつもなら連絡をくれるニノ。だが、今日は違っていた。なので私はビックリした。
美「ど、どうしたの?突然!!」
二「いや、仕事が早く終ったから寄ってみたんだ。」
美「ふ〜ん。あっ!サブイでしょ?上がって」
二「ありがと。お邪魔します。」

ニノは部屋に入るとソファーに座りこちらを見てくる。
なんだろうって思うので
美「どうしたの?」
っと聞いてみた。すると
二「いや、お前はすごいよな」
美「『お前』って言わないでよ・・・まぁ、ぃぃや。。けどゥチ、全然すごくないよ?」
二「だってこうやって家事をしてるじゃん!」
美「ありがとう」
二「お前は絶対いいお嫁さんになるよ」
美「じゃぁ、ニノのお嫁さんになってあげようか?」
二「!?」
隆「おい、姉ちゃん。何言ってるんだよ。ニノがめっちゃビックリしてるよ!!」
美「ごめん。ごめん。冗談だよ、冗談」
二「ぃゃ、別にいいけど。ぁっ!そうだ!ちょっと美也に話があるんだ」
美「何?」
二「いゃ、やっぱ後で話すよ。」
美「ぅん。分かった」

何を話したいのか疑問に思いながら私はとりあえず食事を作った。
10分後

美「カレーできたよ。2人も食べよ!」
隆史&ニノ「ぅん♪」


二「うわ〜!すっげぇうまいよ!」
美「ホント?」
二「おっ!本当にうまい!なぁ〜隆史!」
隆「うん」
美「よかった」

ピンポーン

チャイムが鳴った。だれかなぁ?っと思いながら玄関へ向かう

美「は〜い」
母「ただいま!」
母だった。今夜も仕事から帰ってきて、疲れてそう。
美「お帰り。今日は遅かったんだね」
母「ぅん。ちょっとね。あら、和也くん。こんばんは」
二「こんばんは。お邪魔してます」
母「いいえ〜、ゆっくりしていってね」
二「ありがとうございます」
美「ね〜、カレー食べる?」
母「あ〜後で食べるよ。和也くんもいるし」
二「そんな、僕に気を使わないでください。」
母「そ〜お?じゃぁ、食べようかな」

私達はまるで家族のように4人で1つのテーブルで食べた

母「和也くん、今日はどうしたの?仕事は?」
二「今日は早く終ったんで寄ってみたんです。すみません」
母「何で謝るの?全然いいのよ。和也くんは私の子供みたいな感じなんだから!いつでもいらっしゃい」
二「ありがとうございます」

こうして私達は話をしながら食事を食べた。
そのあとは母が片付けをし、私達3人はリビングにいた。時刻は8時を過ぎていた。

二「じゃぁ、俺そろA帰るは!」
美「うん」
隆「ニノ、バイバイ」
二「バイバイ、ぁっ!お前は来いよ!」
美「どこに?」
二「おばさん!美也を借ります!」
母「は〜い。どうぞ。」
美「母さんったら『どうぞ』って・・・じゃぁ、行って来ます。」

夜の道。私達は暗い道を2人で歩いていた。あまり人も通っていなかったので、ニノは帽子、サングラスをとっていた

二「な〜」
美「何?」
二「・・・・今度の日曜、あいてる?」
美「ぅん。あいてるけど、どうしたの?」
二「いや、連れて行ってやりたいところがあるんだ。ってか一緒に遊ばない?」
美「いいけど、どうしたの?急に」
二「いいじゃん。なんでも。じゃぁ日曜日7時ぐらいに向かえに行くから」
美「7時!?早いよ」
二「文句言うな。そうしないと間に合わないの!」
美「分かった。」
二「じゃあな」
美「うん、バイバイ」

二のとはそこで別れた。なんのことを話すんだろう?って思っていたが、たいしたことではなかった。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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