翔くんのライブ会場。 私達4人は会場に居た。 目の前にはライブのセット、そしてファンの子がたくさんいた。 これだけの人に愛されるとはすごいことだと私はこの会場に来て改めて思った。 私もそんな人になりたい・・・・
翔くんのライブは順調に進んでいった。 ソロコンなので不安ばかりと言っていた翔くんだが、そんな顔色は全然見せない。 しっかりとした目つきでがんばっていた。 曲はいままでライブ歌った曲はもちろん歌っていた。 その他は大ちゃんとコラボしてやっている「俺たちのソング」などを披露した。
MCでは「今日は会場に相葉ちゃんと松潤とニノが来てくれています。」 っと紹介があった。 そのあとは会場の人はビックリしたのか、歓声が上がった。
「3人あがってきちゃいなよ!」
翔くんが言った後「え〜、マジでぇ!」っといいながら相葉ちゃんは舞台の上へ。 ニノと松潤もその後に続いて舞台へ上がっていった。 それと供に会場の歓声は大きくなった。 話しの内容はなんでこのソロコンサートが決まったのか。なぜ、ここに大ちゃんがいないのかなど・・・
MCの後は3人は普通の客席にいるとパニックになるので舞台裏へ。 その後はこっそり私の隣に帰ってきたけど・・・
そのあとはコンサートも終盤。 5人でやるコンサートとソロコンサートは全然不陰気が違っていてすごく新鮮だった。
「今日はありがとう!夏コン、まだ決まってないけど、また夏にお会いしましょう!」
そう、言葉を残して翔くんは帰っていった。
会場から出た後 「翔くんのところに行くか!」
っとニノが言った。 潤「そうだね。行きましょうか!」 雅「ま、松潤!?どうしたの最近!?」 潤「な、なにが?」 雅「『行きましょうか!』って・・・」 潤「別にいいじゃん。。」 美「相葉ちゃん、人の勝手にさせてあげて。」 雅「・・・はい。」 二「じゃ、行くよ。」
私たちは再び翔くんの楽屋を訪れた。
「「「「お疲れ様♪」」」」 「あ〜、みんな。。。」
翔くんは疲れている感じだった。
美「大丈夫?」 翔「なんか皆がきてくれていたからすっごくテンションが上がっちゃって・・」 潤「無理をしちゃ、だめだよ。」 二「そうだよ!だってこのあとはさぁ、映画もあるし舞台もあるし・・・」 翔「うん、ありがとうね。」 相「じゃ、俺が『手をかざしてパワー分けてあげたい』」 二「それ、俺のソロの歌詞じゃねぇかよ!」 相「翔くん!手をかざしてパワー分けてあげる!!」 翔「いらない・・・」 相「な、なにそれ!どういう意味だよ!!」 翔「相葉ちゃんのパワーをもらっても元気にならない。」 潤「どうして?」 翔「テンションが上がりすぎて逆に疲れそう・・・」 相「ひどいよ!翔くん!!」 美「じゃ、みんなそろそろ帰ろうよ!翔くんはもう帰れるの?」 翔「あ〜。もうちょっとしたら帰れるんじゃねぇかな。」 美「じゃ、私達先に帰るね。」 翔「うん。」 美「じゃ、帰ろうっ!」 潤「そうだね。翔くんも疲れているみたいだし。」 二「じゃぁねぇ〜!」 翔「おう!じゃぁなぁ!」
そういって私達は楽屋を離れた。 1回のコンサートでこんなにも疲れるって知らなかった。 私達は普通に嵐に会えることを楽しみに会場に行き観客になり、多い人では1日2公演あるが、両方見る人もいる。 その裏にはどれだけ嵐のみんなががんばってくれているのか・・・・ どれだけ体力を消耗しているのか・・・よく分かった
「じゃ、俺これから文化放送に行かなきゃ。ラジオの収録があるんだよね。」
相葉ちゃんが困ったよう顔をして言った。
潤「相葉ちゃん、なんでそんなに困ったような顔をしてんだよ!」 雅「だってもっと美亜ちゃんと遊びたいよぉ♪」 美「遊びたいって・・・あんまり会えないもんね・・。」 雅「そうだよ・・。あっ!いつか遊ばない?一緒に。」 美「あ〜、いいけど。。。」 雅「じゃ、またメールか電話をするね!」 美「うん。」 雅「じゃぁねぇ!!みんな!」 潤・二・美「バイバイ」
相葉ちゃんは手を振りながら文化放送のほうへ向かっていった。
潤「じゃ、俺らはどうする?」 二「潤くんはどうしたい?」 潤「俺は・・・・なんでもいい。。」 二「美亜、どうする?」 美「あ〜どうしようかな・・・2人は仕事ないの?」 二・潤「ない。」 美「じゃぁ・・・どうする・・」 二「俺、帰るよ。」 潤「そう?」 二「うん。」 潤「美亜ちゃんはこれからあいてるよね?」 美「あいてるよ。」 潤「じゃ、買い物に行こうよ!」 美「買い物!?」 潤「うん!」 美「いいけど・・・。」 潤「じゃぁ決定!!」 二「じゃ、俺は帰るな。」 美「うん。バイバイ」 二「バイバイ。」
ニノの背中はなぜか寂しそうに見えた。ちょっと猫背の背中が何かを語っていた。
それから潤くんと私は買い物に行った。 私が「最近服を買ってないよな。。。」っとつぶやくと「じゃ、買ってあげるよ」っといい車を走らせてくれた。 私じゃ、買えないような高級な店に連れて行ってくれた。しかしそれは悪いと思い断ったが「俺の気持ちだから!」っといって潤くんが選んでくれて可愛いスカートとコートを買ってもらった。 潤くんとの買い物は初めて・・・のはず。 潤くんはすごく私をリードしてくれる。どうしてこんな私をこんなに優しくしてくれるんだろう。
「じゃ、次はどこに行く?」 「え〜・・・どこでもいいけどなぁ・・・」 「じゃぁ・・・あっ!」 「な、なに!?」 「プリクラ撮らない?」 「プリクラァ!?」 「嫌?」 「嫌じゃないけど。」 「じゃぁ決定ね!」
前にもこんなことがあったっけ・・・ニノのときだよね。 買い物のあとにプリクラを撮った覚えがある。
「ねぇ、これどうやるの?」
器用の潤くんでもさすがに分からないらしい。「俺、ジュニアのときに撮ったことがあるけどあの時とめっちゃ変わってるじゃん。」っといいながら悪戦苦闘していた。 なので私が操作することに。
「潤くん、雑誌の時みたいにポーズを決めて撮ってみて!」 「・・・えぇ!?」 「早く!カウントされるよ!」 「あ、はいはい!」
カシャ
画面を見ると本当にすごくかっこよく取れている潤くん。
「この調子でお願いします。」 「じゃ、こうゆうのはどう?」
そういって潤くんは私の肩を抱きピース。 私はビックっとしてしまったが「私も肩を抱いていい?」っというとちょっとビックリした顔で「いいよ。」っといわれたので私も潤くんの肩に手を回すことに。そしてピース。
カシャ
「なんか雑誌の撮影みたいだぁ・・」
潤くんがつぶやいた・・・そして。
「じゃぁ、今度は俺の好きにさせてね。」 「な、なにをするの?」
っと言った後潤くんは私の後ろに回り抱きついてきた。
「美亜ちゃんは【牧野つくし】ねっ!」 「な、なんで・・・」 「ほら!撮影が始まっちゃうよ!笑顔で!」 「は、はい。」
カシャ
「よ〜し!これでよし!」 「潤くん、大胆なことをするねぇ・・・」 「・・・」 「だ、黙っちゃダメ!」
そのあと3回撮影して、結局先ほどの1枚目、2枚目、3枚目の写真をチョイス。
「俺・・落書きできるかなぁ。。」 「大丈夫だって、私達の後ろは誰もいないから何分でもかけるから大丈夫!あとで手直しなんかしてあげるから。」 「ごめんね。」 「いいって!」
っといって落書きをした。 潤くんは以外に結構うまくかけていたので手直しはしなかった。
数分後、機械からプリクラが出てきた。それを見て 「俺ら、なんかカップルみたい・・」 「えっ!?」 「嘘、嘘・・」
どんな冗談を言っているのですか、潤くん。 私は頭の中がおかしくなったかと思いましたよ。
「じゃ、そろそろ帰ろうか。」 「そうだね。。」 「じゃ送るよ!」 「ありがとう。」
潤くんは私の家まで送ってくれた。 車の中では私はいつものように潤くんの隣で寝てしまった。
「美亜ちゃん・・・又寝ちゃってるよ」
潤はそのまま美亜を起こすことなく美亜の家まで送った。
「美亜ちゃん!おきて!」 「あ、潤くん・・・おはようございます。」 「おはようございますじゃないよ!」 「・・・・・?」 「家に着いたよ。」 「あ、ああああっ!ありがとう!」 「やっと目を覚ましたね・・・」 「ごめん。じゃぁ・・」 「あ、待って!」
そういって潤くんは携帯を取り出した。
「写真を一緒に撮って!」 「いいけど・・・じゃぁ私も・・」 「いいよっ!」
そういって私達はそれぞれの携帯で写真を撮った。
「今度こそ、おやすみ。」 「うん、おやすみ。」
潤くんは車を走らせて私の目の前から消えていった。
それと同時に携帯がなった。 着信はニノからだった。
「もしもし。」 「・・・美亜。」 「どうしたの?」 「・・・会いたい。」 「ねぇ、ニノどうしたの?」 「あの公園に来てくれ。」 「分かった。」
私は何が起こったのかわからなかった。 けど今はニノのところに行かなくては。 私は走って、公園に向かった。
〜作者から〜 前回の作品より長く書いています。 これからもすごく長く続くと思いますが、どうぞお付き合いください! なかなか話しの展開がないから・・・ダラダラと話しが続いてます・・・ ごめんなさいねぇ・・・いろいろ書きたくって^^;
|
|