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いつかの夢のように 作者:あんな

第18回   最高の友たち
翔くんのライブから帰ってきて、部屋でゆっくり寝ていた。
すると理奈と千秋がやってきて“嵐のみんなと話しがしたい”といきなりいい、それを断ると“もう友達じゃない”といい、私の目の前から消えた。
私の頭のなかは真っ白だった。突然の友達からの言葉。
思いもしなかった言葉だったので、ただ私は呆然とするしかなかった。
なにが悪かったのか、何がいけなかったのか・・・・
私は真剣に悩んだ。悩んで、悩んで・・・
かれこれ1時間は過ぎていた。
すると相葉ちゃんからメールが来た。

『今、どこに居るの?』
『家にいるよ。それより相談に乗って欲しいことがあるの。すぐきて・・会いたい。』

私はメールを送った。すると
『分かった。すぐ行くよ。』

っと返事が返ってきた。とにかく、今は相葉ちゃんと話がしたい。
相談に乗って欲しい・・・そう思いからメールを送った。



数十分後

相葉ちゃんは私の元へやってきてくれた。

「美亜ちゃんいますか?」
「美亜なら部屋よ。さぁ、いってみて。」
「おじゃまします。」

部屋から相葉ちゃんと母の会話が聞こえてきた。
そのあと【カタ、カタ、カタ】と相葉ちゃんが階段を登ってくる音が聞こえた。

「美亜ちゃん・・・」
「・・・・相葉ちゃん。」

相葉ちゃんは驚いた顔をした。それもそのはずだろう。私は泣いていたのだ。

「どうしたの!?」
「千秋と理奈からもう友達じゃないって言われた・・・ど、どうすればいい?」
「大丈夫だよ。」

相葉ちゃんは優しく抱きしめてくれた。

「俺は美亜ちゃんの永遠の友達だよ。」
「ありがとう・・・」

私は感謝のおもいでいっぱいだった。

ガチャ

ドアが開いた。ドアのほうをみるとニノが立っていた。

「美〜亜♪」
「な、なに!?」
「フッフッフッフ」

その不敵な笑みを浮かべた後理奈と千秋が「ごめんね!」っと言いながらやってきた。
そのあとに続き嵐メンバー全員が出てきた。

「ど、どうゆうこと!?」

私は叫んだ。するとニノが

「ドッキリ作戦成功!」

っと言った。私の頭の上には?がいっぱいあった。

理「ごめんね。皆と協力して美亜をドッキリにはめようとしたの。」
千「ごめんね。」

話しによるとこの案を出したのは、なんと嵐のみんなだったらしい。
美亜を驚かせてみよう、そう思ってしたらしい。
仕事っと言ってたのは嘘。
私は力が抜け、そこに座ってしまった。
それと同時に涙があふれてきた。


美「み、みんなの・・・バカ・・・」
潤「あ〜、美亜ちゃんが泣いちゃったよ大丈夫?」
翔「ホントだよ!?誰だよ!?こんなことをしたのは!!!」
美「み、みんな。」
相「『み、みんな』って・・・」
二「俺は悪くないぞ。」
大「もともと案を出したのはニノじゃない!」
相「そうだよ!一緒にはめようぜって言ったのは誰だよ!」
二「潤くん。」
潤「お、おい!俺はそんなことひと言も言ってないぞ!美亜ちゃんの友達まで巻き込んでさぁ・・・」
相「ほんとだよ!!」
翔「ごめんねぇ。」
理「いいえ。別にいいです。こんな美亜を初めて見れたのでよかったです。」
美「それ、どういうこと!?」
千「深い意味はないよ。」
全員「本当にごめん。」
美「・・・・・いいよ。」
二「ホント!?」
美「うん。」
翔「美亜ちゃん、嘘をついちゃってごめんね。」
潤「俺も悪かったよ。」
相「俺も。」
大「俺も・・・」
二「・・・俺も・・」
美「ニノは反省してないでしょ!?」
二「し、してるよ!」
全員「【笑】」



このことはドッキリと確定。
この話しをしているうちに・・・

二「けど、相葉ちゃん演技うまかったよ!」
相「ホント!?ドラマの話しこないかな・・・」
翔「誰もテレビ局の関係者が見てないから無理だね。。」
相「そっか・・・・」

っと話していた。

そのあとはみんなそれぞれ帰宅した。
今日は散々な1日だったけど、それはそれなりにいい日であった。。。




時は流れて1月31日
今日は翔くんのソロライブ東京公演の日。

約束していた日がやってきたのだ。

「お〜い、遅れるぞ!早くしろ!」

部屋の外で聞こえる声はニノの声。

「は〜い!ちょっと待って!!」

私は声を張り上げて返事をした。

今日の公演には大ちゃん以外のメンバーは参加予定。
私はいつものようにニノと会場に行くことに。


「ごめん、ごめん。お待たせしました。」
「ほんとだよ。待たせすぎ・・・・早く行こうぜ!」

時計をみるとまだ朝の9時。
私達は本番前の翔くんに勇気を与えるため早めに行くことに。

「ニノはいつソロコンなの?」

隣で運転しているニノに私は聞いた。

「しらない。」
「し、しらないって・・・」
「だってまだ具体的にはまだ決まってないんだもん。」
「そうなんだ。ごめんね。」
「いいよ、別に。」

数分後会場についた。

私達は翔くんの楽屋へ行った。

「翔くん♪」
「あ、美亜ちゃん!おはよ!」
「おはよ!」
「美亜ちゃ〜ん!」
「あ、相葉ちゃん。早いね。」
「おはよう。」
「潤くんも来てたんだ・・・」
「うん。」
「みんな早いね・・・」
「お前が遅かったからだぞ・・・・」

横から口出しをしてきたニノはそう言った。

美「服が決まらなかったんだよ!」
二「お前がおしゃれをしてもだめだよ!」
美「な、なに!!!」
翔「まぁ、まぁそこまでにして。ねぇ、美亜ちゃん。今日も手伝ってみる?」
美「マジで!やりたい!」
潤「手伝うって何を?」
翔「前、名古屋んときにグッツ販売を手伝ってくれたんだよ!」
美「そんなにできることじゃないからね・・・」
翔「ホントにいいの?」
美「うん。」
翔「じゃ、スタッフに言っておくね。」
美「ありがとう。」
相「俺も手伝う。」
潤・翔・二「「「ダメ!」」」
相「なんで!!!」
二「お前は芸能人だろ!!」
相「そっか♪」
潤「そっか、って・・・・お前はどんだけバカなんだよ!!」
相「ば、馬鹿じゃない!」

そうゆうことでこんな話しをしたあと、私は昼からグッツ販売の手伝いをすることにした。
それまでは前と同様観客席からボーっと・・・・・

グッツ販売は前やったので手馴れていた。なのでスムーズに仕事ができた。

そのあとはお客さんが会場に入った。
私達も同じく並んで会場に入った。

潤「すごい人だよね。」
美「ホント・・・」
相「ってかさぁ、あんまり喋ってると気づかれるよ、回りの人に。」
美「そうだね、じゃ、おとなしくしておく?」
潤「そうしようよ。」

私達はそこからは黙った。
そして数分後・・・・
会場は暗転になった・・・・
それと同時に会場にはファンの子の声が上がった。

潤「客になったらこの声うるせぇな!!!」
相「ホント・・・」
二「けど、これだけ愛されてるってことだよ・・・」


〜作者から〜
久しぶりの更新です。やっと1月末のことがかけましたよ。
ここからはゆっくりとしたペースでかけるんじゃないのかな。。。
次回は・・・今週中にUPする予定です。
あくまで予定ですから・・・・

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Novel Editor by BS CGI Rental
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