昨年の終わりに決定した、嵐メンバーのソロライブ。 第一弾として大ちゃん、翔くんのソロライブが決定された。 嵐、5人での活動も大切だが、個人でがんばってみようっというのが今回の狙い。
そんななか私は翔くんと一緒に名古屋に来ていた。 翔くんのソロライブが一番最初にある。 この名古屋で・・・
中に入ると早速目に入ったのはセットだ。 すごくライブ感が出ていてすごくいい。
「翔くん、すごいね」 「え、どうして?」 「いや、こんなところでするって・・・」 「こんなの夏のコンサートに比べたら狭いよ。」 「けどファンの子にとっては狭いほうがうれしいかもよ!」 「そうかもしれないね。近くで見れるんだもんね。」
翔くんの目は輝いていた。 これから始まるライブ・・・
本番当日の朝 ホテルからでて再び会場に行く。
「あ〜、俺緊張する」
翔くんがタクシーの中でいった。
「大丈夫だよ。これまでにいっぱいコンサートしてきたんだから。」 「そうかな。。」 「そうだよ!自信、持って!」 「うん。がんばるよ。」
数分後会場に着いた。
着くと早速スタッフと打ち合わせが始まった。 そのとき私は暇なので会場の客席からステージを見ていた。 そのとき、翔くんはすごいな・・って改めて思った。
「お〜い!美亜ちゃ〜ん!何ボ〜ッっとしてるの??」
会場に翔くんの声が鳴り響いた。
「ちょっと考え事〜!!」 「え、どうしたのぉ??」
そういってステージに居た翔くんは私のほうにやってきた。
「ぅぅん。なんでもないよ。ほら!ちゃんと打ち合わせをしないとっ!」 「そう。。悩みがあったらいつでも聞くよ。」
そう、翔くんは優しく声をかけてくれた。
数時間後。私は客席に居ると 「美亜ちゃん〜!ちょっと!」
っと翔くんに呼び出された。 何だろう・・・ 私はあわててステージに行った。 すると翔くんは
「美亜ちゃん、グッツ販売のおねぇさんになってみる?」 「えっ!?」 「つれてきたのに、何もしないってかわいそうでしょ!あとグッツ販売が終ったら舞台裏に来て衣装変えの手伝いをするとか・・」 「え、本気?」 「うん、本気。いや?」 「ううん!やりたい!やらせてください!」 「よし、決まりっ!」 「ありがとう。」 「ううん、俺も勝手に連れてきたんだから。しかもこの案を出してくれたのスタッフの人だし。」 「そうなんだ。」 「まぁ、俺も“やらせてみればどうですか”って言ったんだけど・・・」 「そ、そうなんだ・・・」 「嘘つきました。」 「嘘じゃないじゃん。大丈夫・・・大丈夫・・・」 「大丈夫って・・・ってことでお手伝いしてください!」 「もちろん喜んで!」
っということで私はグッツ販売のお手伝いをすることに。
あいにく名古屋の今日は雨。 なのですごく大変な販売になりそう。 私はスタッフの人に売り方などを教えてもらい、午後販売を開始することに。 するとすごい人が待っていた。こんなにも翔くんファンがいるってすごいことだなって改めて思った。 私は順調に販売のお手伝いをした。 そして私はお手伝いが終ると舞台裏に移動した。
「翔くん、すごい人だよ。」 「マジで!やっぱり緊張してきたよ。。。」
翔くんの目は本当に不安そうな目をしていた。
「大丈夫!翔くんならやりきれるよ!」 「ホントに?」 「うん。」 「サポートお願いね」 「もちろん。」
そういって翔くんは楽屋に戻った。 私はそのころスタッフに今回の構成についての説明を聞いた。
そして迎えたコンサート開始時間
私はこっそり客席のほうに行った。 すると本当にすごい人で私はビックリした。 人、人、人・・・人だらけであった。
「翔くんがんばって!」
私は優しく声をかけた。
「ありがとう!がんばってくる!」
そういって翔くんは舞台へ。それと供にお客さんの悲鳴が上がった。
私はできるだけのサポートをした。 舞台から帰ってきて衣装変えのときはもちろん手伝った。 すごい汗をかいていた。
そしてコンサートも終盤。
「今日はありがとう!また夏コンサートがあればお会いしましょう!」
そういって翔くんは帰ってきた。
「おつかれさま。」 「あ、ありがとう。すげ〜楽しかった!」 「ホント?よかったね。」 「うん。よ〜し!これからもがんばるぞ!!」 「がんばって。」
翔くんは疲れているのに笑顔でそういった。 その笑顔素敵です。
翔くんはそのあと2部のコンサートをして、終ったのが夜9時過ぎだった。
「今日はどうするの?」 「今日もホテルに泊まるよ。」 「やっぱり。」 「ぅん、やっぱり。あ、そうだ。学校の帰りにここ寄ったんだよね。」 「そ、そうだよ!だって翔くんがいきなり来たんでしょ!学校に。」 「そうだったね。。はっはっは。。ゴメン。」 「別にいいけど。」 「そう!それで、教科書とかカバンに入ってるんでしょ?」 「うん。入ってるよ。」 「じゃ、勉強教えてあげるよ!第1回家庭教師!」 「なにそれ?『第1回家庭教師』って。。。」 「いいの、いいの。」
そのあと私達はホテルに戻り夕食を食べた。 私はのんびりとホテルのテレビを見ていた。 すると部屋のノックが鳴った。
トントントン 「俺だけど!」 「あ、翔くん。」 そういって私はドアを開けた。 翔くんは昼間の衣装とは打って変わってすごく楽な格好だった。しかしとてもきまっていてカッコイイ。
「予定どうり家庭教師にきましたよ!」 「ありがとう。」
私は2時間ぐらい翔くんに数学と英語を教えてもらった。 翔くんは予想どうり頭がすっごくいい。 私が分からないことがあるとすぐ分かってしまう。 あ〜、こんなお兄ちゃんがほしかったよって思い翔くんの顔を見ていたら 「どうしたの?」 「ううん。なんでもない。」 「もしかして俺に惚れた?」 「んなわけないよ!」 「だよね・・・・」
おっと!やばかった。顔を見すぎてしまった。 なにやってんだ、私は・・・
っとそのとき携帯が鳴った。
「ごめんね。」 「うん。早く出てあげなさい。」 「うん。」
画面を見ると「ニノ」っという文字が。
「あ〜、ニノからだ。」 「マジで!」 「うん。」 「もしここに来てたらどうしよう。」 「どうする?」 「まぁ、早くでちゃって。」 「うん。」
私は通話のボタンを押した。
「もしもし。」 「あ!美亜!」 「どうしたの?」 「いや〜、今なにしてんのかなぁって思って。」 「あなたは私の彼氏ですか!?」 「うん!」 「ち、違うでしょ!」 「じゃ、婚約者!」 「もっと違う!」
こんな会話をぐだぐだ10分程度話をした。 ニノは相変わらず元気そうだった。 後ろでは「美亜ちゃん元気にしてた?」など、相葉ちゃんの声が聞こえていた。 なのでおそらく仕事が今日あったんだろう。 そう思っていたときニノがいきなり
「俺、美亜の近くにいるんだよね。」 「え!?」
私は思わず声をあげてしまった。 翔くんの目は“どうしよう”っていう目をしていた。
「フフフフ」 「何笑ってんのよ!」 「じゃ、行くよ。」 「ど、どこへ!?」
トントントン
ノックの音がした。 私と翔くんは顔を見合わせ、2人でドアへ向かった。
〜作者から〜 久しぶりの更新です。 もうテストが終ったので3日後とかに更新できると思います。 次回もお楽しみに!
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