帰国してきた二宮和也、相葉雅紀、松本潤が私の家にやってくる。 どこから帰国してきたか?それはハワイ。 正月にハワイへ3人は行っていたのだ。なんでも東山さんのおごりだとか・・・ 「WISH」の通常版のシークレットトークで。 「ハワイへ行きたいね。正月に5人で。お仕事ですか?って聞かれたら、いや、プライベートです。って答えたいよね。」 とう言っていた5人。 みんなで行くということはできなかった。理由はおそらくこうであろう。櫻井翔くん&大野智くんはソロライブの準備でハワイにいけなかったのであろう。 みんなで行きたいね。そういっていたが無理だったこの旅行。 しかしニノたちは行ってきた。東山さんのおごりで。 ニュースにも出ていた。森さんも一緒だったみたい。 その3人が今家に来た。
ピンポーン 玄関のチャイムが鳴った。 私は食事を作るためにつけていたエプロンを脱ぎ、玄関へ向かっていった。
ドアを開けるとやはり、3人が居た。
3人「A HAPPY NEW YEAR!DEAR美亜!」 美「いきなりなに!?ビックリしたよ。」 雅「改めまして。あけましておめでとうございます。」 美「あ、おめでとうございます。」 二「久しぶりだな。」 潤「そうだよね。すっごく久しぶり。」 美「久しぶりだね。あ、中に入って。」 二「じゃ、お言葉に甘えて・・・」
3人を私はリビングに通した。まぁ、ソファーにでも座っといてっと言って私はキッチンに立った。 すると3人は後ろで 「お土産買ってきたよ!」 っと言ってきた。なので私が見に行くとたくさんのお土産があった。
美「え、こんなにくれるの!?」 二「んなわけないじゃん。これは隆史のでこれはおばさんとかに・・・」 美「だよね。。。はっはっはっは・・・」 潤「はい、俺から。」 雅「おれも、ハイ。」
相葉ちゃんと潤くんは私にお土産を渡してくれた。みると潤くんのは可愛いネックレス。相葉ちゃんは可愛いビスカスの絵がプリントされたハンカチだった。
美「ありがとう。すっごく可愛い。」 潤「ホント!?喜んでくれた?」 美「もちろんだよ!」 雅「最初、松潤悩んでたんだよね。ブレスレットにするか指輪にするかネックレスにするか・・・」 潤「そんなんだよね。っで結局サイズが分からなくてもいいネックレスにしたの。」 美「そうだったんだ。ありがとうね♪」 潤「いえいえ。相葉ちゃんはどうやって選んだの?」 雅「見て、これだ!!!って思って決めた。」 美「早く決まったってことだね。」 雅「そんなに落ち込まないで!これが一番だったんだから!」 美「2人ともありがとうね♪」 潤「じゃ、俺ら帰る?」 雅「そうだね。」 美「あ、待って。皆の分の食事作ったんだ!食べて帰ってよ!」 潤「マジで!」 美「うん。マジで・・・」 雅「やったぁ!美亜ちゃんの手料理が食べられるよ〜!」 二「ちなみにメニューは??」 美「豚のしょうが焼きとスープだよ。」
私は途中やめになっていた食事を急いで作り3人に配った。 相葉ちゃんはまるで子供のようにしてうれしそうな顔をしていた。
雅「うわ〜!おいしそう!!」 潤「ホントだぁ!」 二「じゃ、いただきます。」 美「どうぞ。」
みんなもくもくと食べてた。そして最初に感想を言ったのはやはり相葉ちゃんで「すっげぇおいしい!!」っとのことだった。 初めて作った、しょうが焼きなので自信がなかったがうまくいったようだった。
美「実は、初めて作ったんだよね・・・」 二「そうなの!?」 美「うん。」 潤「それにしてはすっごくうまいよ!」 美「ホント??良かった。」
その後はみんなハワイでのことを話してくれてとても楽しい時間だった。 行く時と付いた時は取材班に囲まれてすこし大変だったとか・・・ そのときは私も正月で家に居たためニュースを見ていたので、 「あ、そのニュース見た。」 っと答えた。相葉ちゃんと東山さんはなぜか行く時にエスカレーター(?)に乗ってなかったのがちょっと印象的だった。 普通だったら乗るんではないのか!?ってそのとき思った感想である。 その後に 「マラソンの練習したの!?」 って聞いてみた。 即答で3人声を合わせて、 「やってない」 っとのこと。そうだよね、しないよね。
数時間後。
「じゃ、そろそろ帰るか。」
っと松潤が言った。
「そうだね。」
っと相葉ちゃんが続く。
「俺は、隆史に会いたいからもうちょっと居る。」
っとニノ。
潤「そ、分かった。じゃ、帰ろう。相葉ちゃん」 雅「うん、じゃねぇ!美亜ちゃん、ニノ。」 美「うん。今日はありがとうね、バイバイ」
パタン
ドアが閉まる音が消えると供に2人の声も消えた。
「あ、そうだ、美亜にはこれをあげるよ。」
そういってニノが取り出したのは指輪だった。しかもすっごく綺麗。
「ありがとう。」 「美亜、手、出して。」
そういってニノは手を差し伸べた。私はニノの手の上に手を差し出した。 すごくさりげないことだが、すごく緊張?恥ずかしさ?が出てきた。 サイズはピッタリだった。
「あ〜、よかった。サイズピッタリだ・・・」 「ありがとうね、ニノ。」 「ううん。似合ってるよ。」
「似合ってるよ。」その言葉を聞いてすごくうれしかった。
「ただいま〜」
隆史の声がリビングまで聞こえた。 ニノはあわてて、「おかえり!」っと言った。すると隆史は、 「あ、ニノだぁ!」 っと大喜びをしていた。
隆史はニノからお土産をもらうとすごくうれしそうに「ありがとう」っといい、ニノに駆け寄った。
「隆史に会えたことだし、帰るとするか。」 「そう。」 「うん、じゃな。」
そういって、ニノは帰っていった。
皆からのお土産。これも初めてのこと。なので大切にしなければ・・・・
時は変わって1月14日。 学校の休憩中にメールが入ってきた。
『学校が終ったらすぐ、学校の校門に出てきて。 翔』
っとメールが入った。私は何故なのか全然分からなかったので。 『何で?』っとメールを送り返しといた。すると。
『出てくれば分かる・・はず。あとおばさんとかに、3日間ぐらい美亜ちゃんをお借りしますって言っておいたから。』
これこそ、はぁ???なんで3日間なの!? まぁ、いいやって思い。その後普通どうり授業を受け、すぐ、校門に行った。 すると翔くんは校門で待っていた。
「あ、きたきた。」 「『きたきた』ってこんなにオープンでいいの??」
翔くんは帽子もサングラスもせず、すごくオープンで校門の前に立っていたので思わず聞いてしまった。
「大丈夫だって。さぁ、急いで。」
そういって、私の手を握り翔くんは走り出した。 走り、着いた場所は翔くんの車の前。
「美亜ちゃん、乗って。」 「分かった。」
私は素直に車へ乗った。 その車の中で私は聞いた。
「どこに行くの?」 「さぁ、それは内緒。」 「内緒って・・・・3日間借りますってお母さんに言ったってことは地方に行くの?」 「まぁ、そういう感じかな・・・」
どこに行くかも分からず、私は車のなかで時間をすごした。
数分後。付いたのは東京駅。
「しょ、翔くん。本当にどこに行くの?」 「まだ、内緒。さぁ、乗って。」
行き先は・・・広島・・・。 広島は最終かぁ。。。どこなんだろう・・・
指定席に座り、新幹線は動いた。
「ねぇ、本当にどこに行くの?」 「知りたい?」 「そりゃぁ知りたいよ。」 「・・・・」 「な、なにか喋ってよ。」 「名古屋」 「。。。。名古屋!?」 「そう!」 「あなた、私を誘拐したんですか?」 「ち、違うよ。名古屋でコンが明日から始まるから。」
そう、翔くんは明日からコンサートが始まる。
「だから付いてきてほしいなぁって思って。」 「それならそれといってほしかったな・・」 「ゴメン。」 「いいよ。大丈夫。がんばってね!」 「見守っててね。俺を」 「うん。もちろん!」
私はいつものように、新幹線の中で眠ってしまった。
「寝顔も可愛いな。」
数時間後
「付いたよ。美亜ちゃん。おきて。」 「あ、ゴメン寝てた・・・」 「大丈夫、大丈夫。じゃ、行こうか。」
私達は名古屋の会場に向かってタクシーに乗った。
「ここでするんだ」
翔くんが最初に言った言葉だった。
「がんばってね。」
私は優しく声をかけた。
|
|