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いつかの夢のように 作者:あんな

第12回   クリスマス会
大ちゃんを見送ったあと、再び電車に乗り家の近くの駅まで帰った。
そこからは歩いて家に向かっていた。
うつむくようにしながら家に向かった。なぜ?なぜ私のことを大ちゃんが好きなの?私も友達としては好きだけど、恋愛とは全然違う。ニノと比べろって言われたらニノかもしれない。けど大ちゃんも同じくらい好きである。別に返事を早くとわいってなかったのでまだ、返事をしなくてもいいと思うが、いつかは聞かれることだろう。そうしらどう答えればいいのか・・・
私はそのことを考えながら家に向かった。どうしたら、どうしたらいいのか・・・
私は家につくまで分からなかった。

「ただいま。」
「お帰り♪」
「はぁ!?」

みると、相葉ちゃんが家に来ていた。すっごくなれなれしく家にいた。
「姉ちゃんの彼氏?」っと隆史がふざけて言う。すると相葉ちゃんは「うん♪」っと答えた。

美「はぁ!?ありえないっつうの!!」
隆「んで、どうなの?」
美「だから違うって!!」

ふぅ〜、なにを言ってくれるんだろ、相葉ちゃんは・・・
とりあえず、私は相葉ちゃんを私の部屋に通した。

「っで、なんで家にきたの?」
「いや〜、仕事の帰りによってみたんだ♪」
「ってか今日はGの嵐の収録じゃないの?」
「あ〜、アレはリーダーとニノだよ。」
「そうなの?」
「うん、だからロケってことかな?」
「そうだったんだ。」
「うん♪」
「相葉ちゃんって千葉にすんでるんでしょ?」
「そうだよ。」
「だったら早く帰らないと!」
「いいの、いいの大丈夫だって!」
「あ、そうだニノと松潤に伝えた?」
「うん、来れるって!そこでなんだけど・・」
「なに?」
「プレゼント決めた?」
「まだ・・・・だけど?」
「なら一緒に買いに行かない?」
「けど、楽しみがなくなっちゃうよ。」
「いいの、いいの。だって1人で行くの寂しいもん。」
「分かった、じゃ、行くか!」

私たちは早速夜の東京に行った。そしてプレゼントを買いに出かけた。

「何が良いかな?」

相葉ちゃんがつぶやく。

「美亜ちゃんはどんなものがいいの?」
「私はなんでもいいよ。」
「俺・・・何にしよう。」

ホントに私も悩んでしまう。ニノはゲームが好きでしょ、大ちゃんは絵が好きでしょ・・けど残る3人は何が好きなんだ・・・・

「相葉ちゃんは何が好き?」
「ぅ〜んっとね・・・・美亜ちゃん。」
「はいはい、冗談は辞めましょうね。」
「はい、ごめんなさい。」
「っで何なの?」
「・・・バスケ」
「バスケか・・・ちょっと無理だな。。。」
「じゃ、なにがいいかな・・」
「ね〜。ダンスしてると汗かくよね?」
「うん、めっちゃ。」
「じゃ、タオルにしようかな。あと芸能生活とかで使えそうなやつ。」
「あ、それがいいよ!きっとみんな使えるもんね。」
「じゃ、そうするね。相葉ちゃんはどうするの?」
「俺は・・・なににしようかな、めっちゃ悩むよ」
「そうだよね・・・」
「う〜ん。。。帽子にしようかな・・・・」

相葉ちゃんはずっと悩んでいた。私も本当にタオルでいいのかな・・・・
もうちょっと高価なんもののほうがいいかな・・・どうしようかな・・・

「じゃ、俺はこれを買う!」
「なに買ったの?」
「秘密♪」
「え・・・」

私達はそれぞれプレゼントをかって帰宅することに。

「じゃ、明日翔くんの家に集合ね。」
「うん。」
「あ、明日どうるの?翔ちゃん家まで。送っていこうか?」
「ううん、大丈夫。ニノとたぶん一緒に行くから。」
「そっか。じゃ、明日ね♪」
「うん♪」

明日かぁ・・・急っちゃぁ急だな・・・
しかも大ちゃんから告られた後でしょ・・・どう会えばいいの?
普通に会えばいいのか!そう、全然普通に会えば大丈夫!

夜、ニノからメールが来た。
『明日、お前はどうするんだ? 和也』
っという内容だった。
『明日?和也に送ってもらおうかなって思ってたんだけど・・・ 美亜』
『マジで!そんなことを思ってくれたんだ。じゃ、迎えにいくね♪ 和也』
『はい!ちょっと良いですか!勘違いしないで下さいね!そして仕事、お疲れさま♪♪ 美亜』
『は、はい。じゃ、迎えに行くんで。明日な 和也』

とりあえずニノには伝わったと・・・
さて、大ちゃんのことはどうするべきなのか・・・
大ちゃんは普段はほわ〜ってしてて可愛いけど、カッコイイ時はカッコイイけど、恋愛対象では全くないからな・・・
誰かに相談するべきかな・・・
嵐のメンバーじゃ、なんだから学校の友達にでも・・・・

名前を隠して千秋に電話で相談することに

「もしもし、千秋?」
「ぅん?何?」

ちょっと眠そうな声だった。夜遅くにすみませんね・・・

「ちょっと相談にのってほしんだけど・・・」
「どうしたの?」
「友達にさぁ、告られちゃって・・・」
「マジで!?」
「どうするべきだと思う?」
「友達って誰なの?」
「ごめん、それはちょっと・・・」
「ぅ〜ん。同級生?」
「ぅぅん。8歳年上。」
「8歳も!?そりゃ・・・・」
「どうしようか・・・」
「そうだな・・・美亜がちょっとでもその人のことを好きなら付き合ってみれば。」
「けど、暴露しちゃうけどちょっと気になる人はいるんだよね。」
「なら断ればいいじゃん。」
「だよね。」
「美亜が思ったと通りにすればいいんじゃない。」
「分かった。ありがとう。」
「ぅぅん。じゃ、おやすみ」
「おやすみ」

断るべきかな・・けどそれは付き合ってくださいって言われたときのこと。
言われなかったら、ちょっと話をしてみるだけでいいかな・・

次の日

母「美亜!!起きなさ!!和也くんが来てるわよ!」
美「え、マジ!!」

ヤバイ。寝過ごした。めざまし止まってるし・・

トン、トン、トン

誰かが階段を登ってくる音がした。きっと母だろう。

トントントン

ノックの音が聞こえた。

「あ〜!もう起きるから。ちょっと待って。」

そういって起きようとすると、誰かが私の頬にキスをしてきた。

「だ、誰!?」

みるとやはり、ニノだった。

「俺のキスで起こしてあげた」
「ビックリした・・・キスで起こしてあげたって・・」
「はい、はい。早く起きて。俺らこのあと仕事入ってるんだから」
「マジ!」

私はあわてて起きた。

「ね、服。なにがいいかな?」
「いつもどうりの美亜でいいよ。」

そういうとニノは私を抱きしめた。

「はいはい。そんなに色っぽくしなくていいから。ましてニノは私の彼氏じゃない!」
「俺は美亜のこと彼女だと思ってるよ(ハート)」
「ハートはつけなくていいよ。はいはい。着替えるから外に出てて。」
「嫌だ。」
「何で!?」
「一緒にいたい。」
「あなたはいつからそんな人になったの。変態!!!」

私はそういってニノは部屋から追い出した。
そして数分後。私は部屋を出てニノの元へ

「ごめんね。じゃ、いこ!」
「そうだな。急ごう。」

そういってニノは車を走らせた。

しかし、翔くんの家にいくのは初めて。
まぁ、行った事があるのはニノの家ぐらいしかないけど・・・

「ニノ?」
「何?」
「なんでもない」
「な、なんだよ。」

私は横で運転しているニノがすごくかっこよく見えた。

そんな感想はほっといて。
私は車がゆれることによって又寝てしまった。

「ついたぞ。って寝てる!」
「あれ、美亜ちゃん寝てる。」
「翔くん!いつの間に!」
「いや、車の音が聞こえたから出てきちゃった。」

翔は美亜を起こそうとした。

「美亜ちゃん。おきて。」
「ぅ・・・ぅん。。。あ、翔くん!」
「そんなに驚かないでも・・・」
「ご、ごめん。」
「さぁ、2人とも中へどうぞ」←お母さん口調

そういうことで中に入れてもらうことに
それにしても家がでかい。
さすがお坊ちゃま・・・・すごいです。
そんな大豪邸を見渡しながら付いたのが翔くんの部屋。

「俺の部屋でいいよな?」
「いいんじゃない。」
「私は入れただけどうれしい!」

ドアをかけるともぅ、みんなが集まっていた。

二「ゴメン!遅れた!!!」
潤「ほんとだよ!」
二「これも美亜のせいです。」
雅「そ、そうなの。じゃ、許す」
二「それはどういうことですか?」

そんなこんなでクリスマス会(プレゼント交換)は開始!

翔「じゃ、どうする?どうやる?」
美「じゃ、みんなの持っているプレゼント番号を決めて、くじ引きってことはどう?」
雅「いいかも。」
翔「じゃ、番号を決めよう!」

ってことで番号を決めることに。適当に大ちゃんのは1番、翔くんは2番と年齢順で行くことに。
私の番号は当然6番。

翔「よし、できた、じゃ、くじ引き開始!誰から引く?」
大「あみだくじで決めよう!」

ってことでアミダで決めた。
大ちゃんは2番、翔くんは4番、相葉ちゃんは5番、ニノは1番、松潤は6番、そして私は3番。
そしてそれぞれくじを引いた。けどなかみまだ見てはいけない。

潤「じゃ、いっせいのぅせ!っであけよう。いっせいのぅせ!」
大「俺!4番!あっ!ニノのだ!」
翔「俺3番!げ、相葉さんですか!」
雅「ぅるせぇよ!俺は1番!リーダーのだ!!」
二「俺は・・・・5番。まつもっさんのだ!」
松「俺は6番、美亜ちゃんのだね。」
美「私は2番だから翔くんのだ!」

そしてそれぞれプレゼントを渡した。

美「あ、そうだ。私からみんなにプレゼントがあるんだ♪」
潤「俺らもあるんだ!」
美「マジ!じゃ、ゥチからはタオルをみんなにプレゼントします!コンサートとかで使ってね。」
5人「ありがとう!!」
翔「じゃ、俺らからはこれ!」

っと翔くんが差し出したのはとても高そうなストラップ

雅「携帯につけてね。」
美「ありがとう。けど高そう。」
二「大丈夫!割り勘だから!しかもみんな同じのもってるんだよ。」

みんなは携帯を差し出した。
みんな・・・

美「ありがとう!」
大「俺たちは男と女でちょっと世界が違うけど。仲間だから」
翔「そうそう。大事にしてね。」
美「うん!ありがとう!」

そして私達はケーキを食べた話をしたりとすごく盛り上がった。

2時間後

二「そろそろ仕事に行く?」
翔「そうだね。」
潤「美亜ちゃんはどうする?ついてくる?」
美「あ、ごめん。冬休み明けたらテストだからちょっと・・・」
潤「分かった。」
二「じゃ、俺遅れていくわ!」
美「ごめんね・・・」
二「大丈夫だって。余裕あるから。」
翔「じゃ、解散!」

そういわれて、みんなはそれぞれ家にいったん帰るなりいろいろした。

「ありがとうね」
「ぅぅん。じゃ、俺行くね」
「うん、がんばって」

そういってニノは仕事場へ行った。

そのあとのことだった私の携帯がなった。メールだった。
大ちゃんからのメールだった。
ちょっと緊張しながら私はメールを開いた・・・

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Novel Editor by BS CGI Rental
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