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いつかの夢のように 作者:あんな

第11回   ネックレス
26日。街はすっかりクリスマスの不陰気を無くしていた。今年もあと今日を入れて6日となり、街は正月の不陰気をしていた。
クリスマスの日街に愛の歌は流れたのだろうか?WISHは流れたのだろうか。気になること。。。
シークレットトークで「流れて欲しいよね」っという嵐メンバー・・どうなんだろう。
今日は大ちゃんと遊ぶ日。昨日は散々だったけど今日は楽しくなりそう♪
私達はとりあえず、電車に乗った。

「俺について来て」
「うん、分かった。」

駅について大ちゃんが発した言葉。どこに行くのだろう?っと思う。
私は大ちゃんの隣に付く。なんとも男らしい・・・

「どうしたの?なんか顔に付いてる?」
「いいや、付いてないよ。」

あぶない。大ちゃんを見過ぎちゃった。相変わらず芸能人ってことでサングラスに帽子をかぶっている大ちゃん。カッコイ・・・
今年のコンサートのソロ曲を思い浮かばす・・・
かっこよかったよね・・・

「ね〜!どこ行くの?」
「う〜ん。秘密。美亜ちゃんにプレゼントしたいものがあるんだ♪」
「え!?」
「喜んでくれるかな???」

大ちゃんは笑顔で言った。なにだろう?私には全く分からなかった。

「ここだよ」

店の看板を眺めると宝石店のようだ。

「ここにある、ものを1つ選んで♪クリスマスプレゼントだよ♪」
「いや〜、なんか高そうなものばっかりあるよ!!そんなの悪いよ。」
「そんなこと言わないでよ!俺からのプレゼント。どうか受け取って」
「けど、どれがいいかわかんないし・・・」
「じゃ、一緒に選ぼうよ♪」

っと大ちゃんは店の中にある、指輪やネックレスなど見ていく。私もその隣について話回ることに。

「これが、いいんじゃない!」

大ちゃんが指したのは、星のネックレス。

「星が好きって言ってたよね?」
「うん。」
「あ!これは?」

っと次々と案を出してくれる大ちゃん。

「じゃ、これにしようかな?」

私は指したのはクローバーのネックレス。

「これ、可愛いね♪じゃ、これにしよう!あ、俺もなにか買おうと思ってきたから美亜ちゃん、選んで♪」
「そうだな・・・・大ちゃんって何が好きなの?」
「う〜ん。普段はあんまりつけないからな・・・」
「じゃ、これは?」

私は指差したのは男っぽくてカッコイイ格好になっているネックレス。

「あ〜!いいね!じゃ、俺はこれにしよっと!」
「うん、そうするといいよ。」
「あっ!すみません、これとこれを下さい。」

店員の人に頼む、大ちゃん。すっごくうれしいな・・・
気を使ってくれて、ネックレスなんかプレゼントしてくれて・・・

「ごめん。じゃ〜ん!ラッピングしてもらっちゃった♪」
「お〜!!」
「じゃ、ここじゃなんだから公園でも行かない?」
「そうだね!」

私達は近くにある公園に移動。真冬なので誰もいない。

「はい、これ。」
「ありがとう。」
「あっ!ちょっと待って。」
「どうしたの。」
「付けてあげるよ♪っで美亜ちゃんは俺の付けてください。」
「いいよ。じゃ、つけるのは帰るときにしてあげる。」
「ホント!?」
「うん。」
「俺は今してあげる。」
「ありがとう。」

そういって、大ちゃんはラッピングを空けて、私の後ろに回った。
そしてネックレスをかけてくれた。そのあと大ちゃんは私の前にやってきた

「お。似合ってるじゃん。」
「ホント!?」
「うん。」
「ありがとうね。大ちゃん。」
「いえいえ。」

そういって大ちゃんはちょっと照れていた。

「じゃ、次はどこ行くの?」
「そうだな・・・どこ行きたい?」
「私は特に・・・」
「じゃ・・・・そうだな・・・」

すっごく悩んでいる模様・・・2,3分考えた大ちゃんは。

「事務所に行くか!」
「事務所!?」
「面白いよ。」
「そ、そうなんだ。」

そういって、私達は地下鉄に乗りジャニーズ事務所へ。
私が来るところではないような気がするんですが・・・

「じゃ、行くか!」

そういって、大ちゃんは中へ。私も続いていく・・・
そして事務所のなかをうろうろ・・・
すると翔くんと相葉ちゃんにばったり会った。

翔「あっ!智くん!美亜ちゃんも!」
相「なんで美亜ちゃんと一緒にいるんだよ、リーダー。」
智「ぃや、美亜ちゃんにクリスマスプレゼントをあげてないなぁ〜って思って一緒に買いにきたんだ」
翔「そうだったんだ!俺もあげてないよな。。」
美「あ、いいよ別に気にしないで。」
翔「いや、あげます。」
美「はい・・・」
相「じゃぁさ、こうしない?嵐メンバー全員&美亜ちゃんでクリスマス会をしようよ!」
翔「あ、いいね!」
智「いいね!!!」
美「私も賛成!」
相「じゃ、松潤とニノにも教えてあげてさぁ!」
美「どこでやる?」
3人「・・・・・・」
美「黙らないでよ。。。」
相「どこでしようか・・・」
翔「じゃ、俺んちくる?」
美「えっ!いいの???」
翔「たまにはね・・・」
相「決定!翔ちゃんの家で明日クリスマス会!」
翔「明日!?」
相「ね〜、オフだよね?たしか明後日から仕事があるよね、全員。」
智「たぶん。」
美「時間は?」
相「昼の3時から!」
翔「はいよ〜。」
相「じゃ、ニノと松潤には俺が伝えておくから!」
美「今、つたえといたほうが良くない?」
智「なんで?だって、プレゼントもあるんでしょ?」
相「そっか。じゃ、今伝える!」
美「うん。」
智「美亜ちゃん、そろそろ行こう。」
美「うん、じゃ、明日ね。」
翔・相「バイバイ♪」

クリスマス会か〜、久しくしてないな・・・

智「じゃ、帰ろっか。」
美「そうだね。」

私たちは帰ることに。もちろん電車で・・・
プレゼント、何にしようかな・・・何がいいかなぁ。。。

智「あっ!」
美「何!?」
智「俺、夜から仕事だ!!」
美「1人?」
智「ううん。Gの嵐の収録。」
美「そんなんだ。」
智「だから次の駅で降りるね。」
美「うん。」
智「美亜ちゃんはどうする?」
美「じゃ、そこまで一緒に降りる!それで智くんを見送って帰る。」
智「一緒に来ればいいのに。」
美「いや、今日はちょっと疲れちゃったから帰るね。」
智「そっか。」

そして私達は次の駅で降りることに。
人の少ない駅だった。

智「今日はありがとうね。」
美「いえいえこちらこそ。」
智「じゃ、ね。」
美「うん。」

大ちゃんが小さくなっていく。
あっ!忘れてた!ネックレスを渡さなきゃ!!」

「おおちゃん!」

私は必死で走った。走りながら大ちゃんの名前を叫んだ。

「どうしたの?」
「ネ、ネックレス」
「そ、そうだった。ありがとうってか大丈夫?」
「大丈夫じゃない。」
「じゃ、そこらへんで休む?」
「そうする・・・」

ここにもちょっとした公園があったのでそこで休むことに。

「落ち着いた?」

優しく声をかけてくれた。

「うん。」
「大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。あっ!はい。じゃ、つけるね。」

そういって私は大ちゃんの後ろに周りネックレスを付けてあげたあと大ちゃんの前に立った。

「あ、カッコイイよ。大ちゃん♪」
「ホント、ありがと!」
「じゃ、私はこれで。」

私はその場から離れようとした。すると
「待って。」
その言葉と同時に大ちゃんは私の腕を握った。そして私を引き寄せた。

「ど、どうしたの?状況がつかめないんだけど。」
「美亜ちゃん。俺、美亜ちゃんのことが好きになっちゃった。」
「え!?」
「最初は可愛い女の子だなって思ってただけなんだけど、見るたびにもっと可愛くなって、いつの間にか恋をしてた。」
「・・・・・・」

私は頭が真っ白になり、放心状態。
すると大ちゃんは「ごめん」っといいながら私から離れた。

「ごめん。急に。」
「ううん・・・」
「じゃ、明日ね」
「うん。」

そういって大ちゃんは私から離れていった。

突然の大ちゃんからの告白。今は現に戻った状態。
私のことが好き?ありえないっつうの!
どうしたらいいのだろう。とりあえず、私は家に帰った。


= = = = = = = = =作者から= = = = = = = = 
クリスマス会決定!どなるんだろうね♪
そして大ちゃんからの突然の告白。
今回は前回の小説「はじめての女」より登場してますよぉ!重要な役目です♪
クリスマス会では大ちゃんの態度はどうなるの!?

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Novel Editor by BS CGI Rental
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